新潮文庫 新潮文庫nex<br> 伯爵と成金―帝都マユズミ探偵研究所

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伯爵と成金―帝都マユズミ探偵研究所

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101802251
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

伯爵探偵と成金助手。帝都の闇を駆ける! 大正情緒を引きずる昭和6年、1人の強欲成金が顔を赤いペンキで塗られた異様な死体となって発見された。冤罪を着せられた放蕩息子の牧野心太郎は、真犯人を捕まえるために、タダで探偵をするという奇特な伯爵家の次男坊・黛望(まゆずみのぞみ)を頼る。一方、巷では同様の死体が次々見つかり、「黒影法師」なる者の仕業と噂になっていた――。耽美と退廃が匂い立つ、帝都バディミッション開幕!

内容説明

大正情緒を引きずる昭和6年、1人の強欲成金が顔を赤いペンキで塗られた異様な死体となって発見された。冤罪をこうむった放蕩息子の牧野心太郎は、真犯人を捕まえるために、タダで探偵をするという奇特な伯爵家の次男坊・黛望を頼る。一方、巷では同様の死体が次々見つかり、「黒影法師」なる者の仕業と噂になっていた―。耽美と退廃が匂い立つ、帝都バディミッション開幕!

著者等紹介

堀川アサコ[ホリカワアサコ]
1964(昭和39)年、青森県生れ。2006(平成18)年、『闇鏡』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

46
父親殺しの嫌疑をかけられ逮捕された心太郎は、成金の息子。母親の連れ子である長兄は自分が生まれた日に父親に言われなき折檻を受け死亡、次兄は父親のために尽くすが、血を分けた自分は父親に甘やかされ放題で全くの不良となる。その心太郎を助手に、伯爵家次男の黛望が事件を解決していく。と言いたいが、果たして解決なのか。結局事件は謎めいたまま本巻は終わってしまった。続編の予定ありなのかな。本作だけで終わるならつまらん一冊。2021/10/12

きたさん

22
江戸川乱歩のよう、とまで言ってしまうのは言い過ぎだと思いますが、今多く世に出ている大正ロマンミステリとは毛色の違う、おどろおどろしさや(いい意味での)気持ち悪さを感じる一冊でした。謎としては消化不良のところもありますが、世界観、空気感が個人的には好みでした。2021/11/20

すがはら

22
お貴族様だー。日本に華族がいなくなったのは損失だったか。成金側のはずの心太郎だけど父親死んじゃってお金ないし、ただの庶民です。推理というより心太郎がトラブルに巻き込まれてるだけなような。黛と心太郎は別行動が多いので関係性もまだ希薄な印象。黛は伯爵家と言っても次男坊で格下っぽく扱われもするし、「何故だか全てお見通し」なキャラ設定でもないので万能感はない。事件に残った謎がつながって大きな何かの存在がほのめかされて終わり。ずっとモヤモヤが続く本でした。2021/10/07

あゆ

19
父親殺しを疑われた心太郎は探偵をしているという伯爵家の次男・黛望に解決を依頼する。伯爵探偵と成金助手が昭和初期の帝都でおこる事件を解決していく。あまりバディ感は感じませんでした。色んな物が少しずつ繋がっていましたが、全部が綺麗に解決という感じでもなかったので続きがあるのかな?2021/11/23

NAOAMI

16
昭和一桁時代の探偵話。成金放蕩息子の心太郎が父親殺しの冤罪を証明するために頼った伯爵家の次男坊・黛望を頼る。ここまでの序盤は良いとして、解決する話も、しない話も…そもそも解決しない話こそ中途半端なのだが、なぜそうなるのか?判然としない。読み手としては心太郎同様、置いてけぼり感が強い。どこか何か書き足りてないかスッ飛ばしてる。キャラが立って読めるって程、個性的でもクセ強でもなくやっぱり中途半端。時代を反映した小ネタが所々に効いている程度かな。黒幕との対峙もどこか緊迫感ないし。その時代故の寛容?ん~違うなぁ。2023/12/18

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