新潮文庫<br> サックス吹きに語らせろ!

新潮文庫
サックス吹きに語らせろ!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p
  • 商品コード 9784101497013
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0173

内容説明

音楽を言葉で語れるか?マジメな音楽論から、ギョーカイ裏話まで、音楽の周辺を探りつつも、本質に迫る、雑談、漫談、怪談、冗談。ジャズ界の貴公子・中村誠一が大いに語ったエッセイ102編。中村氏の愛妻によるイラストも102点。俺にも喋らせろと、タモリを共演、1986年、秋、新宿の高層ビル街にこだました大対談。音楽好きのあなたと、音楽嫌いのあなたに贈る、絶好の1冊。

目次

行きはマイナー、帰りはメジャー
麦と兵隊・歌と演奏
音楽の3要素とは
E・Tに音楽はあるか?
リクエストはつらいよ
だいたいカウントの話
バリー・ハリスとシガミさん
音楽で人を判断するな
芸を紹介しちゃいマス
ただいま調整中
運動だけが体にいいワケじゃない
スタンダードとは
国会で音楽を聴こう
ジミー・スミス
YMOがキライな訳
ミュージシャンの喜び
脳ミソの中の譜面
ジャズの「アウト」
演歌について
わたしの音は軽くない!〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おとん707

1
他の本を読みかけだったのだが、ふと大昔に読んで本棚に戻してあったこの本が目に留まり、少し読んだら止まらなくなって一気に再読してしまった。ジャズサックス奏者中村誠一の、まあ音楽論と言っていいんだろうけども、中村がかつて一緒にやっていた山下洋輔ばりの、文字による即興演奏と言ってもいいかもしれない。ダジャレあり、挑発あり、猥談あり、この辺はこの本が書かれた1980年代の空気に満ちている。くだらなくもあり真面目でもあり、読んでいて生のジャズを聴きたくなる本。巻末のタモリとの対談はちょっと不消化ぎみ。2019/06/25

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