出版社内容情報
江上 剛[エガミ ゴウ]
内容説明
ひとりの男が失踪した。金融庁長官の特命を帯びた捜査官の伊地知耕介がマークしているベンチャー銀行の専務だった。銀行の急所を突く証拠と共に消えた金庫番を探し出し、伊地知は不正を暴くことができるのか。野望実現に驀進する会長の坂巻、銀行に巣くう闇の暴力組織。男たちは沖縄の離島へ飛ぶ…。金融界を熟知した著者が放つハードボイルド金融エンターテインメント!
著者等紹介
江上剛[エガミゴウ]
1954(昭和29)年兵庫県生れ。早稲田大学政治経済学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。’97(平成9)年の第一勧銀総会屋事件では、広報部次長として混乱収拾に尽力した。2002年、築地支店長を務める傍ら『非情銀行』を発表して作家デビュー。’03年3月にみずほ銀行を退行し、以後、執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sg
13
金融庁が悪巧みする銀行を成敗するお話。マネーロンダリングよりポン・デ・リング。物言う株主より、黙々なカブトムシ。中々難しいぜお金の話。反面、誰が正義で誰が悪かは分かりやすいから面白かったよ。2021/07/17
Nobuyuki Tsuji
7
金融機関のスキャンダル、特命捜査に鬼忘島の伝説、泡盛の蔵元の魅力的な女性経営者も絡み、一気に読ませる面白い展開。とくに島の風景の描写も素晴らしく、金融サスペンスに彩りを与えている。面白かった。伊地知の絡む次作が待たれる。2020/05/03
ariel
6
お金の闇に関する専門的なからくり説明を難しく感じさせないいろんな要素が入り混じったドキドキ感で引き込まれました。沖縄の不思議な雰囲気もあって再生できる自然治癒力みたいな強さも伝わるし読み応えありました。2020/03/05
tetsu-flute
4
特命金融捜査官から想像していたストーリーではなかった。 皆が鬼忘島に来るようになった後半からは一気読みでした。2017/10/09
uchi
2
もっと金融ミステリーかと思いました。2019/09/05