内容説明
男と女、親と子、教師と生徒、上司と部下、大人と子供、他人と自分。それぞれの違いを認め、シャンと区別して生きるのが、男というもの。ケジメ、へだてのないところ、権威も個性も、そして名前すら存在しない。ケジメ喪失がもたらしたさまざまな現代人病にメスを入れ、ケジメの回復こそが、今なお低迷している社会や経済、さらには個人をも活性化する源泉であると説く警世の書。
目次
男が「ケジメ」を考えるとき
ネズミの破門、豚の裁判
使役の文化
共生社会の「ケジメ」と「つなぎ」
日本的組織の条件
組織における無駄の効用
合理主義と義理人情
美しい実力派の九カ条
自立の論理
教育界の公私のケジメ
動物感覚を磨く
教師になりたい
死が見える時代