出版社内容情報
何より遅刻を嫌ったこと。一晩中執筆していたこと。人をシビアに観察していたこと……。書生として誰より間近に接した大作家の素顔。
春とは名ばかりの薄寒い日、亡き師・池波正太郎に初めて会った。桜の花びらの絨毯が敷き詰められた池波邸に押しかけてから10年、書生として誰よりも間近に接し続けた。一晩中書斎に籠って、尋常ならざる量の原稿を執筆していたこと。遅刻を何より嫌ったこと。今この一食を大切にしていたこと……。人間をシビアに見つめ、粋を体現した「人生の達人」池波正太郎の知られざる真実の姿。
内容説明
春とは名ばかりの薄寒い日、池波正太郎に初めて会った。桜の花びらの絨毯が敷き詰められた池波邸に押しかけてから10年、書生として誰よりも間近に接し続けた。一晩中書斎に籠って、尋常ならざる量の原稿を執筆していたこと。遅刻を何より嫌ったこと。今この一食を大切にしていたこと…。人間をシビアに見つめ、粋を体現した「人生の達人」池波正太郎の知られざる真実の姿。
目次
縁の始め
家の話
食卓
外で食べる
酒
もう少し、酒
ポチ袋
金の話
さらに金の話
旅
好物
映画
江戸っ子
気学
逆鱗
ステッキ
絵と書
ソフト
松茸
花ぶさ
じゃがいも
夢
約束
著者等紹介
佐藤隆介[サトウリュウスケ]
1936(昭和11)年、東京生れ。雑文製造処「鉢山亭」主人。広告代理店のコピーライターを経て、池波正太郎の書生をつとめた。現在は、酒・食・器の「食卓に関わるもの」のみにテーマを絞り文筆活動を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ドナルド@灯れ松明の火
い
おおまさ
だ〜ね(^O^)
ヒカリ