内容説明
本書はジャズ・ピアノの推薦盤309枚を解説するベスト・ジャズ・ピアノ・レコード・カタログです。デューク・エリントン、バド・パウエルから、山下洋輔、ハービー・ハンコック、ジェリ・アレンまで網羅し、ジャズ・ピアノの系譜が俯瞰できます。
目次
アーリー・デイズ
スイング
モダン・スイング
ビ・バップ
クール&ウェスト・コースト
ハード・バップ&ファンキー
モダン・メインストーム
モダン・ゴスペル
フリー・フォーム
フュージョン
トゥデイ&トゥモロウ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
90
著者の油井正一さん、私がJAZZを聞き始めた頃NHKのラジオ番組で時々解説していたことを思い出した。まだJAZZのレコードも高くてラジオで聞くことが一番多かった。しばらくするとCD が現れ、そして今やサブスクで好きなときに聞きたい音楽が聞ける。当時では想像できないことだ。この本は、著者のおすすめジャズピアノのアルバムがアーティスト別に紹介されている。好きなピアニストも乗っている。買った頃から持ち続けている本。発行は平成元年。もう35年も経っている。2024/09/28
Kajitt22
24
本棚の整理をしていたら奥の方から出てきて30年ぶりの再読。ジャズピアノをスイング以前のアーリーデイズから始めて,トゥデイ&トゥモローまで油井先生が短く鋭く解説している。ジャズは60年代後半のアバンギャルドへの突入で袋小路に入ってしまったと思っていたが、油井氏は『ビッチェスブリュー』以降はジャズというよりミュージックだと喝破してみせる。確かに。この本のおかげで『Dinah Sings, Previn Plays』を購入。アンドレ・プレビンのジャズピアノを聴くことができました。2020/07/27
丰
0
Y-202009/08/06
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