新潮文庫<br> この橋をわたって

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新潮文庫
この橋をわたって

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101426068
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

妾は、猫で御座います。名前は、「ファー」って呼んでいただければ――。猫には、秘密の使命が隠されていたことが明らかにされる新井素子版『吾輩は猫である』。素直になれない猫と、不器用なカラスの友情を描く「黒猫ナイトの冒険」。十四歳少女が土地神からの風変わりな試練に立ち向かう「なごみちゃんの大晦日」など、日常から伸びる「橋」をわたった先に待つ、心あたたまる8つの不思議。

内容説明

妾は、猫で御座います。名前は、「ファー」って呼んでいただければ―。新井素子版『吾輩は猫である』で明らかにされる、猫に隠された秘密の使命とは?素直になれない猫と、不器用なカラスとの友情を描いた「黒猫ナイトの冒険」。14歳の少女が土地神様からの風変わりな試練に立ち向かう「なごみちゃんの大晦日」など、日常から伸びる「橋」をわたった先に待つ、心あたたまる8つの不思議。

著者等紹介

新井素子[アライモトコ]
1960(昭和35)年、東京都生れ。立教大学文学部卒業。都立高校2年生のとき、「あたしの中の…」が第一回奇想天外SF新人賞佳作に入選、星新一氏の強い推薦で作家デビュー。’81年「グリーン・レクイエム」、’82年「ネプチューン」で2年連続の星雲賞日本短編部門受賞。’99(平成11)年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

春が来た

23
時間は無限にあって、妄想の世界が果てしなく続いていた。コマツシンヤさんの装画につられて買った本書。幼い私を包んでいた空気が、文体から漂うような、どことなく懐かしさを感じる本だった。2022/02/11

NAOAMI

16
少し奇妙にズレていて何だかホンワカする短編集。「橋を、かける」集落の代々の首長の短い独白を通じ、次第に大きな河を渡って、川向こうの何かに遭遇しそうな┉そんなところでfinと終わってしまう呆気なさと余韻に引き込まれ読書が始まる。すると猫視点の物語が続き、特に人間社会をくさすでも皮肉るでもなく、淡々とした視野が展開される。可愛げなショートショートを挟んで、家財道具らが突然ある事件の裁判を始めるわ、それも結局猫がらみだったオチで笑えた。「なごみちゃん~」は不思議な世界観の中、肩透かしな〆なのに微笑ましく感じる。2022/04/22

いなとも

10
星新一さんの文庫本の解説をされていて、面白い文章を書くひとだなと思っていました。作品を読んでみたいと思いこちらを購入。短編中編合わせて8編。文体というか言い回しが独特で楽しく読めました。2022/06/09

た〜

9
新井素子って、どうも小説が書けるらしい話。もとちゃん節炸裂な(もっとももとちゃん節が炸裂していない新井素子の小説は見たことないが)短編集。表題作はなく橋が統一テーマでもないという暴挙。当然のようにお猫様が大活躍する話が多い。2021/12/27

こばゆみ

8
優しいSF短編集(SFじゃないのもあるけど)。語り口が穏やかで、児童文学のようで癒やされた☺️個人的にはミステリーとしても楽しめる基盤事件が一番好き!2022/01/28

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