感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
56
1985年。トンボ王国ともいえる、最後の清流・四万十川流域。それでもすでに当時から、自然破壊への懸念が随所に書かれている。ひと世代の歳月がすぎて、日本のトンボはどうなったのだろう。最小のハッチョウトンボについて絶滅危惧のニュースを聞いてからでも、かなり経つ。この本に書かれた自然の姿や、トンボたちの美しい生態を過去のものにしないよう、今こそがんばる時代ではないのか? さて、新潮文庫には珍しいアート紙カラー刷り。偶数ページがエッセイ。奇数ページが写真となっていて、非常に読みやすい。こんな新刊が再び出ないかな?2021/10/09
糜竺(びじく)
11
色んなトンボがいる事がよく分かった。写真も綺麗。2019/05/30
さきん
5
高卒でここまでの一貫性をもった事業をなしたのは、すごいと思う。私も実際にトンボ王国に訪れ、その生物の多様性に感動を禁じえなかった。2015/07/13