内容説明
夫を捨て、天使と暮らし始めた―はずだった。気が付けば、テキは毛ズネも逞しい“ショーネン”に成長。家事の分担、受験、チ○コのサイズ問題と、母子ケンカに今日も花咲く2DKのハルさんち。突然、男の家族が増え…なんてことのあるはずもなく、二人を取り巻く世間は理不尽でいっぱい。ユーモアと根性を武器に荒波に立ち向かう、世界最強の母子エッセイ、見参。
目次
第1章 食い物のウラミはおぞましい(なんとなく照れくさい「家族の愛」;家事ギライ ほか)
第2章 親子の沙汰も金しだい(「愛の手」なんてだいっきらい;オールタダの報酬 ほか)
第3章 人の振り見て我が振りなおさず(なんか文句あります?;男社会でよかったね ほか)
第4章 孝行したくなくても親はいる(うっとうしい日曜日;1秒間の殺意 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れお
4
息子をお腹に宿った頃に離婚されて、母子家庭な下田家。母子家庭は行政から差別されている事に納得。反対語は、健常家庭なんて、良く考えたもんだ。息子との口ゲンカを主に書いてあるんだけど、最後の遺書はほろっときました。2013/09/19
あお
1
作者への先入観無しで読みました。さらっと読める。息子さんが成長することは、母にとっては嬉しいけど寂しい気持ち。複雑だ。★2015/02/13
れっこ
1
この本は、下田さんことハルさんと息子のショーネンの中学~高校時代の話。最後ショーネンは18歳になり、高校卒業後一人立ちしていき、ハルさんの長年の荷を下ろした。ショーネンが小さい頃から読んできたので、「ハルさん、お疲れ様」という気分になった。最後の「遺書」という章が泣ける。2004/04/11
錦糸蝶
0
育児に迷った時、つまづいた時、ハルさんを思う。 ハルさんならどうするだろうか?怒られるだろうかと考える。 ハルさん、私はちゃんと母親ですか?
杏里
0
むかーし買った本 かあちゃん強し