新潮文庫
島倉千代子という人生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101402154
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0195

内容説明

日本の戦後を代表する歌手、「島倉千代子」。だが、婉然とした笑顔の陰には、人知れぬ波瀾万丈の人生が荒々しくも滾っていた。七歳の時の大怪我、十六歳でのデビュー、結婚と離婚、巨額の借金、そして乳癌宣告…。「この世の花」「からたち日記」「人生いろいろ」など、数々のヒット曲に乗せ、辣腕政治ジャーナリストがその愛と悲しみを描ききる。完全版歌唱年表、人名・曲名索引付き。

目次

プロローグ
第1章 「歌手島倉千代子」誕生
第2章 時代が求めた「泣き節」
第3章 NHK紅白歌合戦
第4章 美空ひばりへの憧憬
第5章 死生観
第6章 人生と重なり合う歌
エピローグ

著者等紹介

田勢康弘[タセヤスヒロ]
1944(昭和19)年、中国黒龍江省生れ。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒。’69年日本経済新聞社入社。政治部記者、ワシントン支局長等を経て、現在、論説副主幹兼編集委員。’96(平成8)年度日本記者クラブ賞受賞。’96年1月から1年間、ハーバード大学国際問題研究所フェロー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

3
美空ひばりと、両雄並び立たず、かつ、相通ず。2009/03/10

イカ男

1
著者の田勢氏と島倉千代子の初対面の時のエピソードがすごい。「島倉が一番先に到着して、玄関で立って待っていた。」すでに有名歌手となっていた島倉千代子、それに対して著者は一介の政治記者、どちらが先に到着しているべきか?また、福島の公演で差し入れられた寿司桶を、島倉本人が返しに行くくだりなど、島倉千代子とい人間の品性の高さを見る思いです。田勢さん、よくぞ書いてくれた、ありがとうございます。2012/06/05

いちはじめ

1
存命中の人の評伝はつまらないものが多いが、これもそのパターンかな。2001/11/28

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