新潮文庫
僕、9歳の大学生!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101391816
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

IQ200超のワンダーボーイ!? 9歳で名門大に入学し、全米で話題となった天才少年の日記とともに、両親の子育て観を収録。

弱冠9歳。史上最年少で名門大に合格し、全米の注目を集めたIQ200超の天才・矢野祥は言う、重要なのは知能指数ではなくそれを活かす力だと。テスト勉強、妹とのケンカ、9・11テロについて思うこと……年らしい素直さで綴られた日記と、「子どもは誰もがスペシャル、教育には正解がない」と語る両親の想いを収録。一度きりの人生、何を大切にして生きるか――ヒント満載の一冊!

内容説明

弱冠9歳。史上最年少で名門大に合格し、全米の注目を集めたIQ200超の天才・矢野祥は言う、重要なのは知能指数ではなくそれを活かす力だと。テスト勉強、妹とのケンカ、9・11について思うこと…少年らしい素直さで綴られた日記と、「子どもは誰もがスペシャル、教育には正解がない」と語る両親の想いを収録。一度きりの人生、何を大切にして生きるか―ヒント満載の一冊!

目次

第1章 僕の生い立ち(顕微鏡でバクテリアを見た;9歳のエッセイという先入観で読まないで ほか)
第2章 「祥の養育法15か条」(父・桂)(デニーは愉快な19歳の同級生;「子供は大学にいるべきではない」という声 ほか)
第3章 僕の両親とたった一人の妹・小百合(狂牛病でドイツでは40万頭が殺される!?;ミミズの脳を顕微鏡で見た ほか)
第4章 わが子の幸福に願うこと(母・慶恵)(母さんに叱られてしまった/小百合、カンニングをして罰を食らう ほか)
詩(「木の葉」;「自由の塔」 ほか)

著者等紹介

矢野祥[ヤノショウ]
1990(平成2)年アメリカ・オレゴン州生れ。日系の父と韓国系の母を持つ。4歳のときにIQテストで200以上と判定され、小学校に飛び級で入学。ピアノでもその才能を発揮し、自ら作曲を始める。8歳のときSAT(大学進学適性試験)で高得点を記録し、2000年、9歳でロヨラ大学生物学科に入学。12歳で卒業後、シカゴ大学医学部大学院に進学。’09年、18歳で分子遺伝学と細胞生物学の博士号を取得した。さらに21歳で医学博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maimai

15
何か事を成すには頭の良さではなくどれだけ一生懸命になって取り組めたかが大切だそうです。本気になってがんばっている人は周りの人も応援してくれますし。クールに要領よくよりもガムシャラになって取り組む姿に人は感動し心を動かされるのだと思います。一生懸命生きる姿勢を忘れたくないです。2016/01/02

ヨータン

10
この少年がとてもうらやましい。才能があるからでも、9才で大学生だからでもなく、こんなにも生き生きと好奇心を持って、講義に出たり、実験に取り組んだり、レポートを書いたりしていること。私が大学生だったころは、やらされ感満載だったので。彼のように目を輝かせて、講義を聞いたり、どんな課題でも一生懸命に取り組む生徒がいると教える方もやりがいがあるだろうな〜。2013/09/24

glaciers courtesy

9
9歳の大学生と聞くと、普通は「頭がいくら良くても、精神的な成熟が追い付いているのか」という疑問を持つ。その点に関しては矢野祥さんはパーフェクトな答えを出してくれる。一般的な大学生よりもよほど成熟した内面を持っている。それは驚きだし、素晴らしいことだ。だが、意外に普通なんだな、というのが僕の正直な感想。僕が「天才」という文字に持つ「尋常ではない」というところが一切ないのだ。もちろん9歳としては尋常ではない。でも「リトル・アインシュタイン」というような感想は持たなかったな。彼はどこまでも「リトル・大学生」だ。2013/08/14

明智紫苑

6
日系人の天才少年だった若き医師の自伝。本人の資質だけでなく、成育環境にも恵まれている人だが、嫌味がない。その辺に本人の人柄の良さが感じられるが、日本には腐れ果てた「お受験エリート」の不祥事が色々とあるからね、あのような人たちと比べれば、矢野氏は「聖人」に見える。刺々しい嫉妬心を伴わない純粋な憧れの対象ではあるが、「憧れは理解から最も程遠い感情である」という言葉があるらしいな(何かの漫画のセリフらしいが)。私はこの人のようになりたかった。2025/03/06

えんどうまめ

6
わずか「9歳」で大学へ入学した少年の日記を中心にした本です。 文章にどことなく少年らしい感触を残しながらも、内容そのものは普通の9歳とは比較にならないことは一目瞭然。この日記を読むだけで、彼がどれだけ知恵を持ち知識を愛しているのか、彼の好奇心に満ちあふれた目が見えてくるようです。 冒頭に出てくる、「恵みがあればあるほど、それを使う義務がある。恵みは重い責任とともにある。」というフレーズが10歳の言葉とは思えないほどかっこよすぎて辛いです(笑)2013/10/24

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