内容説明
「すきやばし次郎」をはじめとする綺羅星の如き一流店で、今日も握りの腕を振るう男たち。今では名人とまで呼ばれる彼らも、最初は一人の若者だった。十代で修業に入り、精進を重ねて一人前となり、店を構えてなお味の奥義を極める年月。全国十七人の鮨職人の錚々たるドラマに、鮨を愛してやまないノンフィクション作家が迫る。読み応えも味わいもたっぷりの列伝。
目次
油井隆一「喜寿司」(東京・人形町)
水谷八郎「鮨水谷」(東京・銀座)
田島道弘「神保町鶴八」(東京・神田)
石丸久尊「新橋鶴八」(東京・新橋)
鈴木隆久「奈可久」(東京・六本木)
青木利勝「鮨青木」(東京・銀座)
原田昭徳「鮨徳助」(東京・尾山台)
荒木水都弘「あら輝」(東京・上野毛)
太田龍人「鮨処喜楽」(東京・経堂)
飯田壯夫「すし処司」(千葉・我孫子)
大野勝輝・晃稔「鮨処成田」(名古屋・東新町)
佐藤功一「寿し銀」(名古屋・御園銀座)
酒井正賢「吉野鮓」(京都・先斗町)
吉田勝昭「千取寿し」(金沢・石引)
斎田清「松乃寿司」(静岡・焼津)
小澤諭「鮨処おざわ」(東京・銀座)
小野二郎「すきばやし次郎」(東京・銀座)
著者等紹介
早瀬圭一[ハヤセケイイチ]
同志社大学卒業後、毎日新聞入社。名古屋を振り出しに、東京社会部などの後、編集局編集委員。現在は客員編集委員。龍谷大学教授を経て、東洋英和女学院大学教授。’82年『長い命のために』(新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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