新潮文庫
あきらめない限り、夢は続く―難病の投手・柴田章吾、プロ野球へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101380117
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

生命の危険さえある難病を抱えながらも、甲子園出場、プロ野球入団と夢を形にしつづけてきた天才投手と家族の汗と涙の記録。

少年野球で全国制覇し、日本代表として海外遠征を控えていた天才ピッチャー柴田章吾を原因不明の難病が襲う。皮膚や粘膜が激しい炎症を起こし、「最悪、死ぬ怖れもある」ベーチェット病。しかし、厳しい運動制限と食事制限を受け、入退院を繰り返しながらも甲子園のマウンドに立った彼は、明大野球部を経て、2012年、読売巨人軍に入団。夢を追い続ける青年と家族の汗と涙の記録。

内容説明

少年野球で全国制覇し、日本代表として海外遠征を控えていた天才ピッチャー柴田章吾を原因不明の難病が襲う。皮膚や粘膜が激しい炎症を起こし、「最悪、死ぬ怖れもある」ベーチェット病。しかし、厳しい運動制限と食事制限を受け、入退院を繰り返しながらも甲子園のマウンドに立った彼は、明大野球部を経て、2012年、読売巨人軍に入団した。夢を追い続ける青年と家族の汗と涙の記録。

目次

1 夢はプロ野球
2 人生の分岐点
3 決心
4 愛工大名電
5 再入院
6 甲子園へ
7 決勝
8 あきらめない限り、夢は続く
9 明治大学、そして巨人軍へ

著者等紹介

田尻賢誉[タジリマサタカ]
1975(昭和50)年兵庫県生れ。学習院大学卒業後、ラジオ日本勤務を経て独立。スポーツライターとして、高校野球、プロ野球、メジャーリーグなど幅広く取材、執筆括動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マーム

30
ベーチェット病。中学3年の時に発病した章吾少年は名門愛工大名電に入学し、何時再発するやもしれぬという不安に苛まれつつも、この病気の代表として甲子園のグランドに立つことを目標とし、高校3年の夏ついにその夢を叶えます。当初は「野球は高校まで」と思いましたが、やがて「プロを目指す」と思うまでになり、今春、ジャイアンツの育成選手として新たな第一歩を踏み出しました。「成功の反対は、あきらめること」「夢は逃げない 逃げるのは自分」これらの言葉を胸に彼の夢は今も続いています。その姿に惜しみない声援を送りたいと思います。2012/04/07

金吾

16
○すごい人だと感じました。難病に対して人間として成長させてくれたと前向きにとらえれるようになるまでの葛藤はすさまじいものだったのだろうなと推察します。周りの家族、監督夫妻、チームメイト達もすごいと思いました。2021/09/16

Yusuke Toyoda

2
「もし病気になっていなかったらすごいピッチャーになっていたかもしれないけど、病気になったから大人になれた」という台詞にはぐっときた。2012/10/24

kaikoma

1
圧倒的なアウェイの雰囲気の中での一矢を報いる打席は、未だに覚えています。プロとして活躍するという一つの指標だけが、野球選手の成否を問うものでは有りません。その後の社会人としてのグローバルな活躍は誰もが出来る事でも無いですね。勝利者に栄光あれ。2012/04/02

Takafumi Tuchimoto

1
この間シェアした本です 頑張りたいけど頑張れない環境のなかで甲子園を目指した男の物語です 野球に興味がある、無いに関わらず読んでみて欲しいと思います2013/06/19

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