内容説明
飛騨の小大名・山谷藩江戸家老の三男・苗場新三郎。育ちはよく背が高く逞しい肉体、そして端正な風貌なれど、品性下劣な戯け。ある日、父に使いを頼まれ、京へ出立した。箱根の峠を過ぎた時、ヤマダチ(山賊)一味に取り囲まれるが、その窮地を救ったのは屈強な若者。彼は山から山へと渡り歩く民だった。そして山賊の襲撃にはある陰謀が…。圧倒的な迫力で描く、書下ろし時代活劇。
著者等紹介
中谷航太郎[ナカタニコウタロウ]
広島県出身、早稲田大学卒。写真家。書籍、雑誌を中心に活動。「ブルータス」「エスクァイア」などで、風景・人物の撮影を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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