新潮文庫
顔―Faces

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101364919
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ジャンルの壁を越えて創造を追い続ける異色アーティストが綴る波瀾万丈、痛快エッセイ!

4歳からバイオリンを習い始めた少年は、N響のコン・マスを夢に突き進む。やがて東京藝術大学に入学するも1年のうちにオーケストラ活動をやり倒し、「クライズラー&カンパニー」を結成。古典(クラシック)とポピュラーの垣根を拓くことに励み、「やめてしまえ」と教授を怒らせた青春時代──今なお「芸術家」ではなく「アーティスト」として新たな挑戦を続ける著者が綴る波瀾万丈、痛快自伝。

内容説明

4歳からバイオリンを習い始めた少年は、N響のコン・マスを夢に突き進む。やがて東京藝術大学に入学するも1年のうちにあらゆるオーケストラ活動をやり尽くし、「クライズラー&カンパニー」を結成。古典とポピュラーの垣根を切り拓くことに励むあまり、「大学をやめてしまえ」と教授を怒らせた―「芸術」に対して、いつも真剣勝負で挑み続ける著者が綴る波瀾万丈、初の痛快自伝。

目次

バイオリン
音楽学校
藝大
クライズラー
アルバイト
ビジネス

料理
芸術家
ニッポン
道具
遺書

著者等紹介

葉加瀬太郎[ハカセタロウ]
1968(昭和43)年、大阪府生れ。東京藝術大学在学中の’90(平成2)年、クライズラー&カンパニーのヴァイオリニストとしてデビュー、セリーヌ・ディオンとの共演で世界的に活動を広げる。’96年の解散後ソロ活動を開始。2002年、自身が音楽総監督を務める“HATS”を設立。アーティストプロデュース、イベントや商品企画プロデュース等を手掛ける。また、ラジオのパーソナリティーや画家としての活動など、音楽に留まらず多岐にわたり幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

退院した雨巫女。

11
《私‐図書館》14年前の話らしいが、葉加瀬さんの当時の気持ちが、よくわかる。あれから、益々の活躍してる葉加瀬さん今後の活躍に期待しているファンの一人。2012/10/14

piro

2
葉加瀬太郎さん30歳の頃の自伝的エッセイ。14年後の文庫版あとがきでご本人も書かれている様に「クソ生意気な若造」の一面もありますが、型や枠にとらわれない葉加瀬さんのパワーと貪欲さが感じられる興味深い内容でした。豊かな発想とスピード感を持った人なのだなぁと思います。本書で触れられている「前奏曲とアレグロ」の彼の演奏を聴いた事がありますが、この曲への愛着と枠にとらわれないアイデンティティを感じる演奏でした。これからも魅力ある作品を生み出して欲しいと思います。2017/08/16

yoshimixx

0
30歳の記念に出版したとの事で、いやぁ、生意気というか、恥ずかしいというか。。。でも、本気でそう思って行動してきたからこそ、今の姿があるんだなと思う。そうなんだよね。。。って、共感出来る事がたくさん。この先も、素敵な『塔』を積み上げてもらいたいですね。2014/06/04

てくてく

0
葉加瀬太郎30歳記念の自伝。文庫化までにかなり時間が経過している。30歳なので生意気盛りの発言がかなりあってそれが小気味よかった。「表現活動というのは、ある意味で遺書を各のと同じようなことではないか」という点は同意。2013/03/08

Yasu

0
葉加瀬太郎が30歳頃に書いた自伝。バイオリンだけでなく絵も料理も上手なんだなぁ。コンサート行きたくなりました。2012/12/16

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