新潮文庫<br> 猫といっしょにいるだけで

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新潮文庫
猫といっしょにいるだけで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101363523
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

五十代、独身、母と二人暮らし。「生き物は飼わない」母娘に、突然舞い降りた猫日和。

五十代、独身、母と二人暮らし。仕事のスランプで切羽詰る日々だった。訪れた神社で「しあわせをください」とつぶやいた翌日、庭の白木蓮の切り株に、彼らは舞い降りた。「猫は嫌いだし、生き物は飼わない」と決めていたが、愛護協会や保健所も頼れない……。やがて始まるにぎやかで、穏やかな日常。『日日是好日』の著者が描く、笑って泣ける猫日和! 『いっしょにいるだけで』改題。

内容説明

五十代、独身、母と二人暮らし。仕事のスランプで切羽詰る日々だった。訪れた神社で「しあわせをください」とつぶやいた翌日、庭の白木蓮の切り株に、彼らは舞い降りた。「猫は嫌いだし、生き物は飼わない」と決めていたが、愛護協会や保健所も頼れない…。やがて始まるにぎやかで、穏やかな日常。『日日是好日』の著者が描く、笑って泣ける猫日和!

目次

序章 家族の思い出の木
第1章 崖の上の子猫たち
第2章 猫にかかわる人々
第3章 さよならの秋
第4章 新しい家族
第5章 小窓の外
第6章 いっしょにいるだけで

著者等紹介

森下典子[モリシタノリコ]
1956(昭和31)年、神奈川県横浜市生れ。日本女子大学文学部国文学科卒業。大学時代から「週刊朝日」連載の人気コラム「デキゴトロジー」の取材記者として活躍。その体験をまとめた『典奴どすえ』を’87年に出版後、ルポライター、エッセイストとして活躍を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

260
ねこがね、ねこねこしているの。ねこの行動、行為、佇まいなどを表す表現力の豊かさ。流石です(๑•̀ㅂ•́)و✧。ねこ嫌いからスタートなんですけど、あっという間に魅了されてしまってね。ねこたちの個性を書き分ける描写にニッコリですし、眼球もウルウルですよ。実録なのですが、時々亡きおとうさんのエピソードが伏線回収の様に差し込まれてね。物語にメリハリをつけてくれますね。周りの人達も良い味。ねこと暮らした人は自身の経験と重ねて楽しいと思いますし、そうでない人も、猫と暮らす幸せ、悦びを疑似体験出来そうです( ¨̮ )。2022/08/23

ふう

114
幸せな猫の本を読んだり写真を見たりすると、もちろんわたしもとても幸せな気持ちになるのですが、幸せになれない猫たちのことを考えて同じくらい辛くもなります。この本も迷ったのですが、『日日是好日』が好きだったので読んでみました。読んでよかったと思えるいい本でした。猫嫌いだった森下さんとお母さんが、小さな命を大切にするやさしい人でよかった…。「雪の降る日」の章、外で生きる猫たちの苦しい暮らしを思う気持ちはまったく同じ。猫だけでなく人間やほかの動物にも幸せや寿命の格差がなくなることをいつも願っています。感想が迷子?2014/12/08

ぶち

95
著者の森下さんが訪れた神社で「しあわせをください」とつぶやいた翌日、庭の白木蓮の切り株で彼らは産まれた。彼らといっしょにいると「不意に、切ないような、惜しいような、泣きたくなるような感情がやってきた。」「日なたに干した布団のように、ふかふかとした気持ちだった…疲れもどこかに消えていた」...猫といるときの気持ち、迷いや不安、猫がもたらしてくれた事について、森下さんだからこそ豊かに感じ、ぴったりの言葉にしてくれています。私と暮らした猫たちがもたらしてくれた幸せを思い出して、猫たちへの感謝の涙が...2023/06/26

のぶ

88
「日日是好日」と「好日日記」が良かったので、森下さんのエッセイを見つけて読んでみた。猫嫌いだった森下さんだったが、自宅庭で産まれた野良猫の5匹の子猫を見つけて、たまたま面倒を見る事になる。本書はその記録をエッセイで綴ったものだが、興味のなかった猫に次第にのめり込んで行く森下さんの姿が興味深かった。生まれたばかりの猫の親子の描写。里親を捜す苦労。次第に猫を可愛く感じるようになり、猫なしではいられなくなって行く変化が面白かった。猫の生態がよく表現されて、森下さんの気持ちも理解できた。2018/11/30

みかん🍊

82
母娘で暮らす筆者の家で突然野良猫が子猫5匹を出産、猫なんてという筆者も母も面倒かけて欲しくない、どっか行って欲しいと思っていたのに日々猫たちと関わるうちに沸いてくる愛情、いつか訪れる生き物とも別れを思うと飼う事に躊躇してしまいますが、猫との生活、一緒にいるだけで感じる幸せ、猫を飼った事のある人なら分かります、犬派猫派といいますが最初からそうではなくやはり飼うと変わります。猫好きだけでなくそうでない人にも読んで欲しい作品です。筆者の昔の犬との別れ、貰われていく子猫との別れ、ミミの母としての愛情涙が溢れます。2015/04/09

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