内容説明
アテネ五輪への出場、テレビ中継の実現、ハロプロとの協力…。なでしこジャパン奇跡のW杯優勝の背後には、チーム強化と知名度の向上のため、選手と協会が一体となった10年にわたる周到な準備があった!自ら関わった数多くの日本代表戦のマッチメイクを振り返り、ピッチ外で火花を散らすもう一つの戦い=「外交交渉」の真実を、通産省出身のサッカー協会元専務理事が明かす。
目次
序章 サッカーのもうひとつの戦場
第1章 アテネ五輪予選の裏側
第2章 なでしこジャパンの飛躍
第3章 マッチメイクとは何か
第4章 アウェーの戦い、欧州を駆ける
第5章 国際政治に揺れ動いたW杯アジア予選
第6章 ドイツW杯へ、アジア地区予選
第7章 日本サッカーの未来へ
終章 スポーツの持つソフトパワー
著者等紹介
平田竹男[ヒラタタケオ]
1960(昭和35)年、大阪府生れ。’82年横浜国立大学卒。同年通商産業省(現経済産業省)入省。’88年ハーバード大学ケネディスクール卒。’89(平成元)年から’91年まで産業政策局サービス産業室室長補佐。この間、Jリーグ設立、2002年W杯日本開催招致、サッカーくじの創設に携わる。’91年から’94年まで在ブラジル日本大使館一等書記官。石油天然ガス課長を最後に退官し、2002年から’06年まで、(財)日本サッカー協会専務理事。現在は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授、日本スポーツ産業学会理事長、東京マラソン財団理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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