新潮文庫
高く手を振る日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 154p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101354026
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

妻を看取って十余年、人生の行き止まりを意識し始めた嶺村浩平は、古いトランクからかつての大学のゼミ仲間・瀬戸重子の若々しい写真を見つける。そして甦る、重子と一度きりの接吻を交わした遠い思い出。思わぬ縁で再会した重子の勧めで、七十代にして初めて携帯電話を持った浩平は、秘めた想いをメールに込めるが…。恋に揺れる、老いの日々の戸惑いと華やぎを描く傑作小説。

著者等紹介

黒井千次[クロイセンジ]
1932(昭和7)年東京生れ。’55年東京大学経済学部卒。70年『時間』で芸術選奨新人賞を受賞。’84年『群棲』で谷崎潤一郎賞、’95(平成7)年に『カーテンコール』で読売文学賞、2001年に『羽根と翼』で毎日芸術賞、’06年に『一日 夢の柵』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

50年の時を越え、置き忘れた恋の最終章が始まる。携帯メールがつなぐ老年世代の瑞々しい恋愛を描き各紙誌絶賛の傑作小説。

妻を看取って十余年、人生の行き止まりを意識し始めた嶺村浩平は、古いトランクからかつての大学のゼミ仲間・瀬戸重子の若々しい写真を見つける。そして甦る、重子と一度きりの接吻を交わした遠い思い出。思わぬ縁で再会した重子の勧めで、70代にさしかかり初めて携帯電話を手にした浩平は、秘めた想いをメイルに込めるが……。恋に揺れる、老いの日の戸惑いと華やぎを描く傑作小説。