新潮文庫
雨のち晴れて、山日和

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101353814
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0175

内容説明

山は下から拝むものと勝手に決めていた―。50代からの山登りは少しきついときもあるが、雨に降られても、青空に恵まれても、山にはいつも新しい発見と味わいがある。北は摩周湖を従えるカムイヌプリから、南は下山後の温泉も嬉しい霧島連峰まで、夏は上高地、冬は京都の大文字山へと初心者でも登れる名山を季節とともにめぐる旅。のんびりとした山の時間。楽しさ満載の画文集。

目次

第1章 珠玉の山(春の真鶴 森の岬;夏の志賀 青の池;秋の岩手 賢治の山;冬の益子 土の香り)
第2章 北の山、南の山(美しき北の大地を旅して;清楚な人のような。上高地散策;箱根の尾根道は湯煙へと続いて;花の海に浮かぶ九重、山の時間;大地の安らぎを求めて、霧島山行)
第3章 古都の山(大文字から見渡す冬、静寂の京都;吉野山で爛漫の花と味づくし)
第4章 僕の山みやげ
第5章 登山ガイド
おまけ 山ある処にいい湯あり

著者等紹介

唐仁原教久[トウジンバラノリヒサ]
1950(昭和25)年鹿児島県生れ。’84年デザイン事務所Happy Birthday Company設立。’85年HB GALLERY開廊。現在、イラストレーター、アート・ディレクターとして広告・装幀・雑誌などを中心に多くの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LaVieHeart

2
優しいイラストとシュールながらも美しい文章。あまり山々しい登山の雰囲気ではなく、「登山寄りの里山歩き」な感じの登山を清々しく描き出している。 「案内していただいた地元のカメラマンの方に、まったくの愚問と知りつつ「どうして山が好きなんですか?」と聞きました。九重でお世話になったカメラマン、藤田晴一さんは「ウム。。。」と困りながらも「登る度に毎回違うからだよ。山には一時も同じ時間はないし、人にも同じ時間はない」と言われました。」 カメラマンというアートな方は、思う事もアーティスティックだと思った。2023/06/08

Kanon

2
山登りの本というより、旅行記みたいな内容でした。挿絵がとてもきれいです。作者さんが描かれているみたいです。ただ、文章の途中に挿絵があるため、挿絵をとばして文章を読んで、戻って挿絵を見るか、文章の途中までを記憶しておいて挿絵を見、解説文を読んでから本文に戻るか、もどかしい選択です。もっとなんとかならんかったんかな。2017/11/07

yamakujira

1
連載をまとめたらしい。イラスト満載で、ほのぼのとした紀行集。 (★★★☆☆)

KAZ

1
地図を載せてほしいと思いながら読んでたら、最期にまとめてあった。でも、この量なら索引にする必要ないだろう?2008/09/01

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