内容説明
『吾輩は猫である』のモデルになった仔猫は、漱石の妻鏡子との攻防の果てに、いかにして夏目家に住みついたのか。七人の子供を育て、座る暇もないほど忙しい生活をおくった鏡子と漱石の関係。“狂気の時”の恐ろしさと、家族しか知りえないおおらかな素顔。漱石没後の夏目家―。長女筆子から伝え聞いた夏目家のくらしと、文豪の孫としての日常をユーモアたっぷりに描く珠玉のエッセイ。
目次
夏目家の福猫(漱石夫人は占い好き;母からきいた夏目家のくらし;女主人達の糠みそ ほか)
母の想い出(母への想い三話;心の故郷・長岡;笹団子 ほか)
漱石ゆかりの事など(テレビ出演した糠みそ;父の記憶とビール券;ラジオ「深夜便」 ほか)
著者等紹介
半藤末利子[ハンドウマリコ]
エッセイスト。1935(昭和10)年、漱石門下の作家松岡譲と漱石の長女筆子の四女として生まれる。上智大学卒業。六十の手習いで文章を書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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