新潮文庫<br> 答えは風のなか

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新潮文庫
答えは風のなか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101349435
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新しいお母さんができたケンタ。じつは誰にも言えない秘密があって……家族にとって大切なものを考える「ケンタの背中」。ほかに、先生から言われた〝ふつう〟という言葉について悩む「いちばんきれいな空」や、知らなければよかったことを知ってしまいどうすればいいか迷う「おねえさんが教えてくれた」など10編。教室で、グラウンドで、帰り道で――言いあらわせなかった気持ちが見つかる短編集。


【目次】

内容説明

新しいお母さんができたケンタ。じつは誰にも言えない秘密があって…家族にとって大切なものを考える「ケンタの背中」。ほかに、先生から言われた“ふつう”という言葉について悩む「いちばんきれいな空」や、知らなければよかったことを知ってしまいどうすればいいか迷う「おねえさんが教えてくれた」など10編。教室で、グラウンドで、帰り道で―言いあらわせなかった気持ちが見つかる短編集。

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

26
とりあえず曇り空のお話の先生には私の大好きな歌詞の『夕焼け空綺麗だと思う心をどうか失くさないで』というフレーズを毎日100回正座で音読して頂きたい。私も幾つか幼少期に先生から貰った言葉で生涯抜けない棘となってるものがある。楽しかったり優しかったりする記憶は私に溶けて一体化してしまったのだけれど。明るい曇り空から差し込む天使の梯子、彩雲、天気雨に煌めく世界、夕焼けの見飽きぬ空、ぽかっとあいた雲の隙間に見える月、雪の前の脹脛まで冷える風。いい天気だとどれも思う。2025/08/02

カール

15
子どもたちが感じる日常のちょっとした理不尽さに焦点が当てられた作品。短いけど「しあわせ」が一番心に残った。認知症の祖母のことを「おばあちゃんはしあわせなのかな」と問う子ども。果たして自分ならどんな事を言うだろうと考えながら読んだ。2025/07/30

baboocon

14
新潮文庫の100冊2025。まあ読み味はいつもの重松清さんというところだが、「答えは風のなか」のタイトルにあるように、結末はぼかされている短編が多い?「いい奴」の話と商店街の話が印象に残った。2025/07/29

さく

13
新潮文庫100冊。読みやすかった。2025/06/30

BamgB

8
児童書の様だが大人でも読み応えがあった。小学生の視点で世の中の理不尽な問題を考えていく。正解のない事が多く、グレーゾーンを波風たてぬようにやり過ごしていく事が多々あるが、敢えてそこを深掘りしていき、答えを考えさせる本。『しあわせ』認知症のおばあちゃんはしあわせなのかと問う息子に「置かれた場所で幸せを見つける」のだと言い聞かせながら実は自分にもそう言い聞かせている父親。答えではなくて現実を優先させなければならない切なさがほんの数行で書かれてあった。泣かされました。2025/07/26

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