創元日本SF叢書<br> 遊戯と臨界―赤野工作ゲームSF傑作選

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創元日本SF叢書
遊戯と臨界―赤野工作ゲームSF傑作選

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488021054
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

愛の深すぎるゲーマーたちには、どうしてかユーモアと哀愁が宿る。
いまも昔も、――遠い未来も。……………宮内悠介(作家)

愛あり涙あり、恐怖陰謀信念あり……。
つまり、ゲームは人生ってこと!? 宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)

月と地球でオンライン対戦?タイムアタックは命懸け?
『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』の鬼才が贈る、
極上のゲーム小説11編

月面に待つ敵プレイヤーとの、ラグ1.3秒での格闘ゲーム対決。ユーザーの記憶を操作し、「遊ぶと呪われる」と噂されてきたゲームへの挑戦。放射能を用いてイカサマ賭博を行ったというヤクザが、自らを追う刑事に宛てしたためた懺悔――「あまりにもゲームを愛しすぎた人々」を題材として、『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』で注目を集めた異才が描きだす、至高のゲームSF11編。

内容説明

プレイヤーに開発者、レビュアーや配信者…あまりにゲームを愛しすぎた人々は、その過剰な愛ゆえに運命を狂わせた。極限状況で編み出された奇抜な戦術。人生を賭したクリア時間への挑戦。ともに遊ぶことによって結ばれた、ほかの何よりも固い絆―臨界を超えた先に異才作家が見出した、至高のゲームSF11編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

23
★★✭☆☆普通に面白く読める話もあったが、全体としては実験的過ぎてあまり自分に向いている本ではなかった2025/04/27

本の蟲

16
子供の遊び、カードゲーム、盤上遊戯。様々な遊戯が小説の題材になっていて、傑作も多く、読者目線ではハードルが上がっている。本作はごく普通にゲームと呼ばれる電子遊戯を扱った短編集。シューティングゲームへのクレームから端を発した宇宙船の入港拒否。格闘ゲームの対戦相手への、裏の裏の裏まで読んだ煽りあい。極限状況下でのRTA。恐怖対象を選べるホラーゲームでの呪い。某有名ゲームで広まった陰謀論etc。延々と続く独白文章での作品が多く、人を選ぶ。収録作でも好みが分かれ、わりと面白いものもあったが「傑作」には届かず2025/04/08

クレイン

15
面白い。ゲームという切り口でここまで展開できるのも凄い。曰くも良いし、ミコトの拳は特に好き。11作品の短編で全部好きは珍しいかも。プレイヤーの気持ちのリアルさというのがよく伝わる。あと読書しているのにリアルの映像に見えた作品も何作品かあった。とても良い読書体験でした。2025/04/17

羊山羊

13
[人の想像力に終わりはない]ゲーム小説をお題に、赤野工作氏の想像力が爆発する珠玉の短編集。ゲームをずっと追いかけ続けてきた赤野氏のこと、一味も二味も違うテイストの作品ばかりでした。特に気に入ったのはあるクソゲーの返品をしようとするうち、おそろしい真実が見えてくる、「それはそれ、これはこれ」と対戦格闘ゲームを月と金星という時差だらけの2カ所からくり広げる「お前のことだからどうせそんなことだろうと思ったよ」は、ゲーム剣戟小説を新しい次元へと引き上げる名短編と感じた。→2025/03/28

ほたる

11
ゲーム好きへ送るSF短編集。「それはそれ、これはこれ」クレーム対応をSF展開へ繋げるのが面白い。「お前のこったからどうせそんなこったろうと思ったよ」この中でお気に入り。月との格ゲーでの対戦を過去の因縁と絡めたうえでのタイトル回収が見事。「「癪に障る」とはよく言ったもので」洒落が効いてて笑ってしまった。「ミコトの拳」妙に印象に残る不思議なお話でした。それ以外もゲームをテーマに奇想天外な方向へ話が進んでいくので、楽しく読める一冊でした。2025/04/28

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