新潮文庫<br> ゼツメツ少年

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

新潮文庫
ゼツメツ少年

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月02日 11時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101349350
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

センセイ、僕たちを助けて。学校や家で居場所を失った少年たちが逃げ込んだ先は、意外な場所だった。物語の力を問う感涙の傑作。「僕たちはこのままじゃ、ゼツメツしてしまいます」小説家のセンセイのもとに、一通の手紙が届いた。手紙の送り主である中学二年生のタケシ、そして小学五年生の男子リュウと女子のジュン。学校や家で居場所を失くしてしまった三人を救うために、センセイはある隠れ場所を用意するが――。想像力の奇跡を信じ、悲しみの先にある光を求める、驚きと感涙の傑作。毎日出版文化賞受賞。

重松 清[シゲマツ キヨシ]

内容説明

「センセイ、僕たちを助けてください」ある小説家のもとに、手紙が届いた。送り主である中学二年のタケシと、小学五年の男子リュウに女子のジュン。学校や家で居場所をなくした三人を、「物語」の中に隠してほしい。その不思議な願いに応えて彼らのお話を綴り始めたセンセイだったが―。想像力の奇跡を信じ、哀しみの先にある光を探す、驚きと感涙の長編。毎日出版文化賞受賞。

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

125
自分が生まれた意味は何だろうと考えさせられました。悩みを抱えた少年と少女が小説家の先生に助けを求めるのを見ていると、学校や家に居場所をなくした苦しみが痛いほど刺さります。居場所がない者はゼツメツするしかないという気持ちが悲しい。そんな彼らを「物語」の中に隠すために、話を紡ぎ出す先生は奇跡と光を信じているような気がして、それが唯一の救いのように思えます。決して希望の見える終わり方ではないけれど、物語の力は少しでも誰かを助ける力があることを感じました。2016/11/01

扉のこちら側

111
2016年492冊め。単行本既読、文庫で再読。弱くて優しい生き物は、現代社会の中で淘汰されて絶滅していく運命なのか。3人の冒険の結末を知っての再読なので、物語の先を追うよりは登場人物一人ひとりの発言や心理に注意して読むようにした。重松作品にしては救いがなかったと思われる結末なのだけれど、訴えるものの強さは変わらず。しかしそれでも、生きていてほしかった。2016/06/28

ゴンゾウ@新潮部

109
とても不思議な読後感だった。現実と想像の世界が交錯する。存在が認められないことがとてもつらい。2016/09/10

ゆにこ

94
どうしたらいじめがなくなるのだろう。学校に行かなくても勉強して社会に出る事は出来るので、もし自分の子供がいじめにあった時は無理に登校させないと前から思っていた。でも、楽しいはずの学校生活を奪われた事は一生消えないのだとこの本で強く感じた。2016/07/10

七色一味

90
読破。はじめに断っておきますが。想像力なくて、すいません。☆ゼツメツ。タイトルの意味がわからないまま読み始めました。最初はピュアな気持ちのことかと思ってましたが、そうきましたか。優しく感じれるけど、実はみんなヒキョーなんだな、と。2016/07/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11053118
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品