新潮文庫
阪神ファンの底力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101347417
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0130

内容説明

「野球も人生も9回裏2アウトからや」「身の程を知る2勝3敗の哲学」「応援は観戦ではなく参戦」―。阪神ファンのDNAに組み込まれている、奇想天外な価値観。そんな彼らから人生を明るく、楽しく、美しく生きるヒントを学ぶことができる。逆境に追い込まれても決してあきらめない、世の中を元気にする阪神ファンの知恵と生き方をやさしく解説。

目次

第1章 阪神ファン的生き方とは何か?
第2章 阪神式を実践している人から学べ!
第3章 世の中を元気にする、阪神ファンの行動力
第4章 ライトスタンドで学ぶ「成功の方程式」
第5章 日本の未来は、阪神ファンが握っている!

著者等紹介

國定浩一[クニサダコウイチ]
1940(昭和15)年生れ。東京大学法学部卒業。’64年に旧大和銀行に入行。大和銀総合研究所社長、りそな総合研究所会長をへて、現在は大阪学院大学・企業情報学部教授。自他ともに認める熱狂的な阪神ファンで、タイガースの快進撃が与える関西経済への波及効果を独自の視点で分析する「虎エコノミスト」の異名を持ち、経済評論家として、講演、テレビ出演など多数。阪神タイガース応援団IT会の常任理事、阪神タイガース応援団本部の顧問でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nemuro

43
根室時代の2007年に始めてみたブログ(ジュゲム&アメブロ)では、ダブり本の防止を兼ねて購入記録(購入日・書店名・購入動機)を投稿。これが案外重宝している。読了後にブログ内を検索。本の感想にはほぼ触れず、購入当時のその本との関わりなどを勝手に振り返り、愉しんでいる。さて本書。てっきり毎年9月の甲子園参戦!時、関西での購入かと思いきや意外にも、2011年4月、当時、函館駅前「棒二森屋アネックス」5階にあった「くまざわ書店函館店」での購入。我が阪神が18年ぶりのリーグ優勝を果たした今、満を持しての読了である。2023/10/14

えいきち☆。

11
それはちょっと強引じゃないですか?という仮説も読み進めるといちいち納得。やはり、この日本を救うのは阪神ファンなのか?それよりも何よりも、今年は勝てませんな〜…ハァ 真弓監督!しっかりしてやっ!2011/06/06

まさかず

5
何かに夢中になれるってほんとに才能だと思う。経済はバブル崩壊からずっと実態のないマネーゲーム。好景気なんて実感出来ず今も株価が上がったといって喜ぶのは汗を流さない投資家と大企業だけ。仕事もどんどん専門化と機械化で取り残される人の方が多い二勝三敗の哲学やあきらめず逆転を願う、当事者であろうとする阪神ファンの哲学は今こそ必要なのかも知れない。大切なのは斜に構えず、好きなものに夢中になれるエネルギーなのではないか?南海ホークス身売りから応援するチームを失ったファンにしたら羨ましい限り。2015/10/08

空蝉

4
「そうそう!」と頷く内容ばかり。阪神ファンは、熱いのに気弱なところがある。だから、良い。地に足が付いている。典型的な巨人ファンの社長と、反りが合う筈がないんだよな。野球は9回裏2アウトから。どうにかなるさ、で頑張って行きましょう2011/04/16

tolucky1962

3
ご存知、國定教授の著。2勝3敗の哲学が語られています。応援団のエピソードもいろいろ。経済学者らしく、小泉政権批判も。阪神ファンに生まれてきて何故良かったがよくわかります。2013/09/20

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