出版社内容情報
反日デモ。溶けてなくなる魚。盗まれる便器。最悪の環境で「鬼」と蔑まれた日本企業が「最も成功した外資」になるまでの全記録。
日本鬼、死ね――。彼らは蔑まれた。相手にされなかった。商習慣の違い。根強い反日感情。モラルの欠如。その全てが、94年に中国へ進出したイトーヨーカ堂の壁となった。客はおろか、従業員にすら裏切られる日々……。撤退の瀬戸際まで追い詰められながらも、絶対に諦めず「お客様のためのサービス」を追求した日本のサムライたちが「中国で最も成功した外資」となるまでの全記録。
内容説明
日本鬼、死ね―。彼らは蔑まれた。相手にされなかった。商習慣の違い。根強い反日感情。モラルの欠如。その全てが、97年に中国へ進出したイトーヨーカ堂の壁となった。客はおろか、従業員にすら裏切られる日々…。撤退の瀬戸際まで追い詰められながらも、「お客様のためのサービス」を追求した日本のサムライが「中国で最も成功した外資」となるまでの全記録。
目次
第1章 大バカ者がほしい(1994年~1997年)
第2章 「いらっしゃいませ」が言えなくて辞めていく中国人(1997年)
第3章 売れたのは最初の3日間だけ(1997年)
第4章 打ち砕かれた自信(1997年~1998年)
第5章 北京は最悪、低所得地への出店(1996年~1998年)
第6章 たかが「あんパン」、されど「あんパン」(1998年)
第7章 新聞記事になった牛乳おばさん(1998年~1999年)
第8章 お客さんが殺到したミレニアム・イベント(1999年~2001年)
第9章 危機をチャンスにしたSARS騒動(2001年~2003年)
第10章 反日デモの襲撃(2002年~2005年)
第11章 世界最大級・四川大地震(2006年~2009年)
最終章 中国で最も成功した外資(2010年~2013年)
著者等紹介
湯谷昇羊[ユタニショウヨウ]
1952(昭和27)年、鳥取県生れ。法政大学経済学部卒。’86年、ダイヤモンド社へ入社し、以後、銀行を中心とした金融界を主な取材対象として活動。「週刊ダイヤモンド」編集長、同社取締役を経て、2008(平成20)年に退社し、フリーの経済ジャーナリストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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