新潮文庫
SWITCH STORIES―彼らがいた場所

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101342917
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

ミュージシャン、役者、演出家、漫画家、映画監督―。雑誌『SWITCH』は創刊以来、様々な人物を特集してきた。観察、邂逅、一問一答、筆答など、スタイルを変え、常にその定義を更新しながら掲載されたインタビューは、対象の心に鋭く迫り、他では決して語られない創造者たちの本音を浮かび上がらせる。恐れることを知らない冒険者たちの記録、13本を収録。

目次

ヴィム・ヴェンダース―鏡の荒野
井上陽水―筆答
吉田美和―草笛の教え
Cocco―小さく晴れた月夜は
桑田佳祐―ミレニアム・バスツアー
福山雅治―約束の土地
浅野忠信―素顔の隣人
野田秀樹―ある演出家の幸福な生涯
深津絵里―星の王子さまの末裔
七代目市川新之助―青山桜の花道へ
勝新太郎―役者日和
笠智衆―山川草木
井上雄彦―バカボンド、命のやりとり

著者等紹介

新井敏記[アライトシノリ]
1954(昭和29)年、茨城県生れ。日本大学芸術研究所卒。’85年に『SWITCH』を創刊。2003(平成15)年12月まで同誌編集長。’04年には『Coyote』を創刊し、編集長を務める。インタビュアー、ノンフィクションライターとしても精力的に活躍を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

16
インタビューは、互いの血が流れる真剣勝負と評したのは誰だったか。そんな言葉がピッタリの奥深い良作。真相、深層に迫るためには、相手への深い愛情と敬意が欠かせないということがよく分かります。通り一遍でなく、表現にも様々な工夫を感じさせる。星野道夫や沢木耕太郎が惚れ込む雑誌だけありますね。2014/10/30

ポン

6
ジャーナリズムの海を泳ぐ 文/沢木耕太郎さん  雑誌を活躍の場にしながら飛躍された沢木さん。現在のジャーナリズムの状態についてどう思われているか聞いてみたいです。ネット社会において受難の時代でもある様に思いますし、逆にチャンスなのかもしれないとも思います。 2021/12/08

はち

4
インタビュー集。内容が内容なので旅行してるときに読もうと思っていた。13人の中にはあまり興味のない人もいたが、読んでみるとかなり面白い。たまには演劇や映画もいいかも。桑田さんのインタビューは懐かしいね。サザンがサザンだった最後の年の終わり。オススメです。2011/03/02

Aladdin

1
吉田美和のインタビューが面白かった。読んだだけで彼女は何かを発散しているんだと感じられました。深津絵里では26歳は特別な年のくだりにドキッとし、勝新太郎の普通じゃなさに感心し、緒方拳の笠智衆を気遣う心に涙しました。2011/03/21

なおこっか

0
人の話を聞き、人を知ることの難しさ。インタビューは部分であり瞬間だから、いつの時点のものかはっきりして欲しかった。13名の内容は四評価に分かれた。1.興味のある人の一面が見えて面白い。2.そう興味がなかった人だが興味をもつに至った。3.上っ滑りで浸みなかった。4.多分インタビュワーに左右されない変な人。2.で特に良かったのは福山雅治と深津絵里。4.は井上陽水。2011/05/19

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