感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
366
3人の子ども(娘)を連れてのマドリッド大学への1年間の留学。1976年なので今よりも一層にたいへんだったことだろう。周囲の理解も得にくかっただろうし(ただし夫は快く了承)。もっとも、マドリッドに到着してからは(それは苦労もあっただろうが)、万事が明るく楽天的なスペイン流。なんとも楽しそうだ。また、子連れで行くことはマイナスばかりではない。子どもがいてこその交流の輪も広がるからである。まして、そこは子どもが大好きなスペイン。子どもたちも伸び伸びと過ごしている。つらい思いをしたのは日本に残されたお父さんのみ。2020/03/21
neimu
43
この本を読んだ時は自分も外国に留学ができるような気がしていた。別にスペイン語でなくても良かったけれど。短期ホームスティ程度で終わったが、外国で学ぶことの楽しさ、大変さ、家族の絆など、色々読んでいて考えさせられた本だった。懐かしい。自分自身もこんな風な家族を築くのだと思っていた。築きたいと思っていた。幾つになっても学び続けることができると。そんな風にできることは、一つの才能、努力の賜物だと思わずに、単純に純粋に学び続けるエネルギーに憧れていた。ただただ懐かしい。今となっては。読んだのはいつ頃だったろう。
ヨータン
12
国際電話が3分3000円もする時代に旦那さんを日本に置いて3人の小さいお子さんを連れての留学しかも行き先スペイン、面白くないわけがない。勉強超ハード、トラブル続出。でもそれ以上に大らかで、優しいスペイン人の友だちがたくさんできたし、スペイン生活を思う存分楽しめて、よかったなと思いました。それにしても理解のある旦那さんで、素敵だな。2021/06/28
チャールズ
2
1970年代にこんな活動的な女性がいたのだなあ。 と、感心した本。2011/09/16
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- 和書
- 日本の外国人政策の構想