新潮文庫<br> 生き抜くためのドストエフスキー入門―「五大長編」集中講義

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新潮文庫
生き抜くためのドストエフスキー入門―「五大長編」集中講義

  • 佐藤 優【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101331829
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

なぜドストエフスキーの作品は百五十年の時を越えて読まれ続けるのか? ソ連崩壊と冷戦終結、中国の台頭、そしてコロナ禍。時代が激しく変わり続ける今なお、ロシア文学最大の作家による長編には現代人が生き延びるための知恵が込められているからにほかならない。人は国家に抗えるのか、どうすれば自己実現できるのか。最高の水先案内人による超入門、ドストエフスキーを読む前に読む本。

内容説明

なぜドストエフスキーの作品は百五十年の時を越えて読まれ続けるのか?ソ連崩壊と冷戦終結、中国の台頭、そしてコロナ禍。時代が激しく変わり続ける今なお、ロシア文学最大の作家による長編には現代人が生き延びるための知恵が込められているからにほかならない。人は国家に抗えるのか、どうすれば自己実現できるのか。最高の水先案内人による超入門、ドストエフスキーを読む前に読む本。

目次

第1章 『罪と罰』を読む
第2章 『白痴』を読む
第3章 『悪霊』を読む
第4章 『未成年』を読む
第5章 『カラマーゾフの兄弟』を読む

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960(昭和35)年生れ。’85年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、’95(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。’05年2月執行猶予付き有罪判決を受け’13年執行猶予期間を満了。’05年『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

116
ドストエフスキーの作品紹介というよりも彼の5大長編がなぜこのように読まれているのかということについての様々な観点から楽しませてくれます。私は中学時代から読んできているのですがまだ未成年は未読です。佐藤さんは「未成年」こそドストエフスキーが一番書きたかったことが詰まっているという言っています。また「白痴」などを読むとプーチンがなぜ西欧世界が嫌っているのかがわかるとも言っています。2025/04/24

ehirano1

106
私にはとっても難しい古典文学ですが、興味だけは異常にあってなんとか読み込みたいと思ってたところに、他ならぬ佐藤優氏が期待通りの他とは違った入門本(というかもはや入門書のレベルを超えているような気がします)を書いてくれたことに唯々感謝です。ドストエフスキーも勿論凄いのですが、それをおそらく完全に読み解いている佐藤優氏も同様に凄いと思いました。ドストエフスキーもあの世で「ほほぉ~」って言ってるのが目に浮かびます。2022/02/14

フム

44
ドストエフスキーはこれまでも危機の時代に読まれてきた作家だという。彼は資本主義が誕生し、急速に社会が変化している時代を生きた。その資本主義が行き詰まった先で起きた現在のコロナ禍は、格差や社会の歪みをあらわに見せつけている。200年も前に書かれた文学が現在に通じると考えると面白い。どれもが長編で読み通せるかわからないがチャレンジしたくなった。著者は大学で神学を学び、外交官としてモスクワで7年8ヶ月生活した経験を持つ。時折現代のロシア情勢などが語られるのも興味深かった。2022/02/23

Tenouji

28
ドストエフスキーというより、ロシア的なものについて、佐藤優氏の話しが聞けるかと思い、手に取った。正解。土着的なものと宗教。氏のキリスト教的な面からの解説が、実感としてはわからないものの、面白かった。2021/12/04

ザビ

20
ドストエフスキーから現在のロシアを一部でも知る機会になればと思って。「資本主義は拡大一途のエントロピー構造を持つため、貨幣経済が入ってくれば今までの共同体とか身分制が変貌し解体していく」欧米では常識の自由経済・民営化(資本主義)などは、全体主義の根強いロシアでは無秩序な世界にも見えるということ。その無秩序を避けるために、オーケストラの例えの通り「指揮者のもと制約されることで最も良いハーモニー」を奏でられる、つまり強い社会規制とそれをコントロールできる強い国家元首が必要とされる…なるほどね、世界は多様だ。2022/03/13

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