新潮文庫<br> 脳には妙なクセがある

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新潮文庫
脳には妙なクセがある

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101329246
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0195

内容説明

コミュニケーション最強の武器となる笑顔は、“楽しい”を表すのではなく、笑顔を作ると楽しくなるという逆因果。脳は身体行動に感情を後づけしているのだ。姿勢を正せば自信が持てるのもその一例。背筋を伸ばして書いた内容のほうが、背中を丸めて書いたものよりも確信度が高いという―。とても人間的な脳の本性の「クセ」を理解し、快適に生きるため、気鋭の脳研究者が解説する最新知見!

目次

脳は妙にIQに左右される―脳が大きい人は頭がいい!?
脳は妙に自分が好き―他人の不幸は蜜の味
脳は妙に信用する―脳はどのように「信頼度」を判定するのか?
脳は妙に運まかせ―「今日はツイテる!」は思い込みではなかった!
脳は妙に知ったかぶる―「○○しておけばよかった」という「後知恵バイアス」とは?
脳は妙にブランドにこだわる―オーラ、ムード、カリスマ…見えざる力に動いてしまう理由
脳は妙に自己満足する―「行きつけの店」しか通わない理由
脳は妙に恋し愛する―「愛の力」で脳の反応もモチベーションも上がる!?
脳は妙にゲームにはまる―ヒトはとりわけ「映像的説明」に弱い生き物である
脳は妙に人目を気にする―なぜか自己犠牲的な行動を取るようにプログラムされている〔ほか〕

著者等紹介

池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970(昭和45)年、静岡県藤枝市生れ。’98(平成10)年、東京大学・大学院薬学系研究科で薬学博士号取得。2002年から約2年半のコロンビア大学・客員研究員を経て、東京大学・大学院薬学系研究科・教授。東京大学・大学院総合文化研究科・連携准教授。著書の他、翻訳・監修など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

65
大変面白かった。文章が読みやすく、理解できずに飛ばしたところはほとんどなかった。人は思い込みに左右される生物だということがよくわかる。単純な動物なのか、複雑な知的生命体なのか……。2018/02/20

ひよピパパ

36
脳についての驚きの知識満載の一書。左視野重視の認知傾向があることや、励ましはたとえ意識にのぼらなくても効果があること、「よい経験」が脳の正しい反射(判断)をもたらすことなどなど、人に思わず話したくなるほどだ。またそういったネタが全て科学的エビデンスに基づいて語られているからスゴイ。(根拠となる論文名が巻末に付されている。)「脳を知る」ことは「よい生き方」に繋がると実感させられた。2023/01/07

ばんだねいっぺい

35
 自分の背中が自分では、見えないように脳ができている以上、まわりの人たちの表情や声を大事にすることは、ほんとうに必要なことだなーとしみじみ感じ入った。嫌悪と恐怖の違い、メタファーが武器となる話を面白く感じた。2018/02/21

アナクマ

33
無くて七癖。科学的に判明してるなら自覚しておいたほうがいい “脳のクセ”(行動経済学の成果などは特に注目)。気をつけたいのは「考えるという行為は脳回路ループの産物」で、脳歴史としては極短いという点。これは警告と受け止めよう(それと「人は歳を重ねると情報収集型から利用型になる」も)。とりあえず内容を信じるけど、それは “東大教授“という「ブランドに反応するように作られている」せいかもしれない。◉「入力よりも出力を繰り返すほうが脳回路への定着がよい」取り込んだ知識は本書のように早々に使い倒すことが肝心だ。2023/01/03

アナクマ

32
「魅力的な人につい目が行く」という表現は、逆因果の錯誤。目が行く人を、魅力的とラベリングしているのだと。また、身体感覚を無視した脳内ループは、ヒトの進化の途上において起こるべくして起きているようですが、やっぱり身体に悪そう、とか。いろいろ腑に落ちる。◉旧脳は大脳新皮質の下部組織ではない、というのは覚えておきたい視点。むかし誰かが言った「丈夫な頭と賢い身体」が、科学的・哲学的な支えを伴って甦りました。脳についての本書の結論は、もっとカラダ使え〜、です。2020/07/05

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