新潮文庫<br> 母は枯葉剤を浴びた - ダイオキシンの傷あと

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新潮文庫
母は枯葉剤を浴びた - ダイオキシンの傷あと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101317014
  • NDC分類 916

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
たまたま手にして、帰ってから夢中になって読んだ。人間って恐ろしい生き物だな。辛いけど読み続けるのをやめることができなかった。多くの人に読んで欲しい一冊。そして知って欲しい。2022/05/06

やじま

3
一気に読んだ。 アメリカ政府と軍中枢は、枯葉剤の毒性と人体への長期的影響を動物・人体実験を経て知っていながらその責任から逃れるために「人体への影響は報告されていない」として散布した。その影響は被爆したベトナムの人々の孫まで続き、米兵や韓国兵とその子供たちも長期的に苦しめることとなった。明確に対人化学兵器であって「枯葉剤」という日本語呼称も考えものだなと思う。 幾千人もの被爆者とその子孫と生まれてくることすらできなかった子供達に対して補償はおろか謝罪すら拒むアメリカ。何が正義の国だと怒りに震えた。2020/07/04

ホレイシア

3
ホルマリン漬けの胎児の写真の数々、高校生には衝撃だった。ところで、この作品のレビューをアマゾンに受け付けてもらうのにえらく苦労した。どの言葉が引っかかったのかはあえて書かないが、検閲が始まっている感じですぜ、皆さん。2008/01/04

あきら

1
ベトナム行く前に。 学習会で見せてもらった写真が多数。 とにかく徹底して足で撮る。 自分で歩いて、 枯葉剤を追いかける。 いわゆる戦場カメラマンのように、 どぎつく、 激しく、 生々しいものではなく、 淡々と、 撮られている。 理不尽な重荷を背負わされたその人を、 撮る。 それは、 生きる姿である。 生と死の、 紙一重を生き残った姿。 写真と共に、 取材する人たちに寄り添う筆者の姿勢が伝わり、 信頼しうるルポだと、 確信できた。 2009/03/13

はるにれ

1
小学生の時に担任の先生が読んでくれた本。大人になって子供を産むまで、いつもこの本が気になっていた。もっと、子供が幸せに生まれて、育てられる環境について考えられるようになったらいいな。2011/01/30

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