新潮文庫<br> 焼き餃子と名画座―わたしの東京味歩き

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新潮文庫
焼き餃子と名画座―わたしの東京味歩き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 353p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101316567
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

どじょう鍋、ハイボール、カレー、それと……。あの老舗から町の小さな実力店まで。山の手も下町も笑顔で歩く「読む味散歩」。西新宿のカレー屋でインド人店主と客が丁丁発止。湯島の名居酒屋の青なまこ酢が舌に伝える歳時記。晴れた土曜にドーナッツを食べに行く代々木上原。神保町の名画座から、浮き立つ気分のまま頬張る焼き餃子と冷たい生ビール! 時に磨かれた老舗の味から、いつも満席の町の実力店まで、食都・東京の深ーい懐を愛情込めて綴る、読むほどに街に飛び出したくなる美味しい散歩エッセイ。

平松 洋子[ヒラマツ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

西新宿のカレー屋でインド人店主と客が丁丁発止。湯島の名代居酒屋で青なまこ酢が舌に伝えた歳時記。晴れた土曜にドーナッツを食べにゆく代々木上原。神保町の名画座帰り、浮き立つ気分のまま頬張る焼き餃子と冷えたビール!「時」に磨かれた老舗の味から、わくわく行列する町の実力店まで、食都・東京の深い懐を愛情込めて綴る、読むほどに異袋が刺激される、美味垂涎エッセイ。

目次

昼どき(自分の地図を一枚―西荻窪;土曜日、ドーナッツを食べにゆく―代々木上原 ほか)
小昼(町の止まり木―西荻窪;フルーツサンドウィッチのたのしみ―日本橋 ほか)
薄暮(べったら市をひやかす―小伝馬町;銀座でひとり―銀座 ほか)
灯ともし頃(荒川線文士巡礼―早稲田~三ノ輪橋;今夜うさぎ穴で―下北沢 ほか)

著者等紹介

平松洋子[ヒラマツヨウコ]
1958(昭和33)年、倉敷市生れ。東京女子大学卒業。エッセイスト。世界各地に取材し、食文化と暮らしをテーマに執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

88
タイトルは、『焼き餃子と名画座』。でも、ここで紹介するのは餃子だけではない。食に対するあくなき欲望と、その欲望を刺激するおいしいものを探知する感度の良いアンテナをもつ著者の食べ歩きはすごいの一言に尽きます。たとえば、浅草での一日はこんな感じです。ペリカンの角食パンを購入〜蕎麦屋で熱燗を飲みながらつまみと鴨なんばん〜喫茶店アンヂェラスでコーヒーとチョコケーキ〜梅むらでお土産の豆かん…。僕も、結構食いしん坊だけど、平松さんの食べ歩きぶりを見ていると、恐れ多くて「食べ歩きが好き」だなんて言えなくなるよなぁ。2013/09/03

シブ吉

81
文字が羅列され、文となる。文字の塊だったページが、その文章を読んでいる内にモクモクと形を現し、立体映像として脳を刺激する。平松さんの食の描写は本当にたまりません。食べる事への愛情表現がたっぷりで、文章を目で追い、指でなぞり、思わず「舌なめずりする」自分がいました。くつくつ、ことこと、ふーふー、と、うれしくなるよな文字を見かけては嘆息。さっそく影響を受けて、トンカツ屋さんではカウンターに座り、揚げる作業の一挙手一投足を逃さず見る始末。「あぁっ、この本を片手に町歩きがしたい」腹の底から思ってしまう一冊でした。2013/08/24

ぶんこ

57
著者は東京西部にお住まいなので、中央線沿線のお店が最初の出てきました。西部には殆ど行かないので流し読み。そのうち浅草、銀座、人形町と出てきて俄然ワクワク。平松さんが美味しそうにお酒を嗜まれているので、飲めない私は悔しくなる。飲める人は楽しみが倍ですね。そしてたくさん召しあがられる。ついで買いも多く、こんなに一度に色々と買って食べられるのかと心配なほどでした。多分食べられるのでしょう。それも羨ましい。文章も勢いがあって読んでいて楽しかったです。南千住の尾花には絶対に行く!2018/04/30

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

54
紹介されているのは、全て東京のお店。いつか、私が行くことはほぼ無い。それでも、食べてみたいと夢想妄想する。神保町でカレー、深川でどぜうなど東京のその場所で味わいたい!というものもあるけれど、ふらりとドーナツを食べに出かけたり、とんかつ、海南鶏飯、昔ながらの苺ショート、フルーツサンドなど、平松さんの書いたお店には行けなくても、雰囲気だけでも真似したい(食べたい)。荒川線文士巡礼は楽しそう。雑司ヶ谷霊園にはお墓見に行ったことはある。文学好きには楽しいところ。2016/04/08

ばう

51
★★★★平松さんのエッセイはやっぱりどれを読んでも面白い。本書でも東京中の美味しいものを紹介して下さいます。どれも美味しそうなのだけれどやっぱり全部食べに行くことは出来ない。でも文章を読むだけでこちらまでご馳走を頂いた気分になってしまってなんだか幸せな気分に浸れます。食いしん坊の方に是非おススメです!2018/04/15

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