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新潮文庫
格安エアラインで世界一周

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101315522
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0126

内容説明

「嘘じゃないのか」マウスを持つ手が停まった。モニターに映った航空運賃はたったの800円。経営難に苦しむ大手航空会社を尻目に世界の空を席巻するLCC(ローコストキャリア)の評判は本当だった!フィリピンの風俗街を彷徨い、出稼ぎインド人と座席を並べながら、クラーク、シャルジャ、ロングビーチなど超マイナー空港を乗り継いで地球を一巡り。ネット時代に実現した初の試み。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

97
セブパシフィック:関空、マニラ。エアアジア:クアラルンプール、バンガロール。エアアラビア:アレキサンドリア。イージジェット:ガトウィック。Air Lingus:ダブリン。Air Lingus Jet Blue Airways:ニューヨーク、ロサンゼルス。Singapore Airlines:成田。格安航空券をめぐるさまざまな事象を観察。 2013/07/13

扉のこちら側

84
2016年171冊め。タイトル通りLCCを利用して世界を一周する記録。ただ著者が体験した昔の旅の記憶が出てきたりと時系列が動いたり、単に飛行機を乗り継いで旅をすることが目的であるため旅先の観光や現地人との交流だったりの記載は薄い。2016/03/14

hiro

69
LCCだけで関空から東南アジア、インド、中東、欧州を経由して、米西海岸のロングビーチまで約16万円で旅した記録。ピーチが就航し、すっかり日本もLCCが定着した感じだ。ただこの旅は4年前なので、その後LCC自身も、LCCの使い方もより進化していると思う。たとえば、ネット予約ため必携だったPCも、今は国際ローミングのスマホがあれば不要かもしれない。この本を読んで、今後日本人もLCCを使い海外旅行する機会が増えるだろうが、望む望まないにかかわらず、今までみれなかった各国の姿をみる機会が増えることになると思った。2013/08/29

zero1

56
世界一周を格安航空券で行う双六ゲーム。関空からマニラへ飛んだ3人はネットで航空券を探しながら東南アジア、インド、UAE、欧州、米国へ。空港のロビーで【野良電波】を頼りにコースを決める。現代の若者論にも言及。ネット登場前は「エイビーロード」など雑誌で航空券を探した。下川は「格安航空券ガイド」の元編集長。「12万円で世界を歩く」など陸路での大旅行も経験している貧乏旅行の達人。こうした旅は時間がないとできない。ある意味【人間耐久ゲーム】でもある。パスポートがあれば、今日にでも海外へ行ける。便利になったものだ。2019/10/30

ケイ

43
行く都市まで乗り換えがないか、一回の乗り換えくらいならLCCもいいかもしれない。しかし、最安値のLCCを探すために何時間もかけてパソコンとにらめっこし、早朝の便にのり、極端に狭い座席では、疲れもたまり、フライト先での活動も鈍ってしまうだろう。格安航空券でのフライトの方が、食事も付き、欠航の場合の補償もきちんとされるし、質の良い旅行ができる気がした。LCCでは、気持ちも疲れそうだ。とにかく勉強にはなりました。2013/07/28

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