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出版社内容情報
なんでも教えてくれるのに、上から目線で恩着せがましい。
みんなに優しいのに、誰にでもいい顔をしてはっきりしない。
理想が高いのに、絵空事ばかりで行動が伴わない。
リーダーシップがあるのに、ひとりよがりで突っ走る。etc.
「いい人」のはずなのに、なぜか人をモヤモヤさせて嫌われてしまう人、あなたの周りにもいませんか?
そんな人間関係の謎を、進化心理学の専門家である著者が「サルからヒトへの進化」「狩猟・採集時代から文明社会への変化」という視点から解き明かします。
職場の同僚や友人に対して「いい人なのに、付き合いづらいな」と感じている人や、「ひょっとしたら自分、嫌われているかも」と感じている人は、必見。
「こんな奴、いるいる」と共感しながら読み進めるうちに、現代社会におけるコミュニケーションのコツがわかります。
内容説明
なんでも教えてくれるけど上から目線。みんなに優しいけど誰にでもいい顔。意識が高いけど口だけで実行しない。リーダー気質だけど部下がついてこないetc.“いい人なのにモヤモヤする”の原因と対処法、教えます!「あの人、なんかイヤ」の理由を注目の“進化心理学”で解き明かす!
目次
序章 「いい人」は時代によって変わる(「いい人」にモヤモヤしてしまうあなたは悪くない;進化とは偶然起きた遺伝子の突然変異 ほか)
第1章 みんなに“あげすぎ”な人たち(ギフトさん 太っ腹だけどお返しがプレッシャー;人助けさん 親切だけど自分の株を上げたいのが見え見え ほか)
第2章 その“いい性格”がアダになる(気遣いさん 繊細で気が利くけど過敏すぎて面倒くさい;八方美人さん 誰にでも優しいけどどっちつかずとやっかまれる ほか)
第3章 ポジティブすぎてやっかいなあの人(すごい実績さん 実績や評判は華々しいけど実態が伴わない;高い理想さん 魅力的な理想は語るけど口先だけで実行力がない ほか)
第4章 「仲間のため」にご用心(チーム孝行さん 「みんなのため」が口癖だけど見返りは得られない;君だけにさん 「秘密」を教えてくれるけど一緒に背負うのが重い ほか)
著者等紹介
石川幹人[イシカワマサト]
1959年、東京都生まれ。進化心理学者、明治大学情報コミュニケーション学部教授、博士(工学)。東京工業大学理学部応用物理学科(生物物理学)卒。松下電器産業(現・パナソニック)で映像情報システムの設計開発、ホームページ知的検索システムなどの研究開発に従事したのち、通商産業省(現・経済産業省)の国家プロジェクト「第五世代コンピュータプロジェクト」に参画し、人工知能研究に従事。明治大学文学部助教授、同教授、米国デューク大学客員研究員、明治大学情報コミュニケーション学部学部長、同大学院長を歴任。大学で教鞭を執る傍ら、科学リテラシー教育や科学コミュニケーションの啓蒙活動にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。