内容説明
淫行事件で仕事も家族の絆も失くした僕は、故郷・宮崎を訪ねる旅に出た。生き別れた実の父が暮らす土地。無軌道な生き方を変えられず、妾だった母に深く依存しながら母を責め、最後は捨てられたあの男を、僕は受け入れ「殺す」のだ―。自分の血と過去に向き合う決意を固めた主人公を待つ衝撃の結末。芸人・そのまんま東が「東国原英夫」としての素顔を赤裸々に綴った自伝的家族小説。
著者等紹介
そのまんま東[ソノマンマヒガシ]
本名・東国原英夫。1957(昭和32)年宮崎県都城市生れ。’80年専修大学を卒業後、ビートたけしに弟子入りする。’82年芸人として活動を始め、バラエティ番組を中心に活躍した。2000(平成12)年早稲田大学第二文学部に入学、’04年卒業。同年早稲田大学政治経済学部入学(中退)。’07年第52代宮崎県知事就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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