内容説明
いま、世の中は“女性の時代”。バイタリティあふれる（自分中心な）女性たちの社会進出によって、お父さんは会社で、家庭で負け続け。そんなダメお父さんのナイーブな胸の内を語った、人気シリーズの最新作。「フルムーン、上原謙について…考える」「バンク、銀行について…考える」「マラソンでも負けた、女ならではについて…考える」など、お父さんの元気がわく文庫オリジナル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つちのこ
4
新潮文庫版。1991年刊13刷。ラジオの同名番組のネタ本なので、ですます調で書かれているが、テンポよく読めるのであまり気にならない。営業職をやっていた当時、クルマの中でラジオもよく聞いていたが、なんとなくスケベなその独特な語り口は、ラジオだからこそ魅力的だった。私にとっては永六輔と並ぶ“ラジオの巨人”そして、“エッセイの巨人”である。1992/01/06
