新潮文庫<br> 楽器への招待

新潮文庫
楽器への招待

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  • サイズ 文庫判/ページ数 138p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101312019
  • NDC分類 763

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

19
薄い文庫ながら、62種の楽器をカラー写真と簡潔な解説で紹介。楽器特有の音がどの様に出るのか等、素人の知りたい事をきっちり押さえた上に詩情さえ感じられる文章が良い。短文で歴史や文化まで語る著者の見識には恐れ入る。金管楽器やバイオリン一族の事情が少し理解できた。リュートと琵琶は同じルーツとの事で、よく見ると確かにそっくり。極め付きはルーア。細長い奇妙な金管楽器で北欧で出土するが、なんとマンモスの牙を模したらしい。麻薬的な音で自分の好きな笙、パイプオルガン、バグパイプも載ってて嬉しい。良書。2016/09/17

Akito Yoshiue

8
見たことのない楽器も載っており、とても興味深く読めた。2016/09/22

たくのみ

4
ほら貝、ルーガ、アンクル、石笛、これ楽器なの?という珍品から、オーケストラの定番楽器まで。雑学欲に応えた古今東西の楽器エピソードが、たっぷり詰まったエッセイ集。世界中にこんなにあったんだ。2016/10/19

Tonveri_eva

3
オーケストラで使われるヴァイオリンやヴィオラ、雅楽で使われる筝や尺八、さらには石笛など、古今東西の世界中の楽器が網羅されている。入門書として十分な内容だと感じている。2023/01/12

tohoho

3
朝日新聞日曜版に連載された、和洋楽器に民族楽器と西洋の古代楽器、計62種の楽器が登場。見(聴き)慣れた楽器も奥は深く、邦楽用語は地域・流派によって別の意味を持つことがあるとは、ややこしい。2011/02/02

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