新潮文庫<br> もういちど、あなたと食べたい

個数:
電子版価格
¥737
  • 電子版あり

新潮文庫
もういちど、あなたと食べたい

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月11日 07時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101311340
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大切な思い出はいつだって?食〟とともにある。松田優作と食べたにぎり寿司、佐野洋子が作ってくれた野菜炒め煮、樹木希林に伝えた玄米の味噌雑炊、深作欣二が大好きだったキムチ鍋……。かれらと囲んだ味や匂いは、やがて私の肉となり血となった。映画「それから」「失楽園」等で知られる脚本家が、俳優や監督たちとの出会いと別れ、そして忘れられない食事を振り返る美味しくも儚いエッセイ集。

内容説明

大切な思い出はいつだって“食”と共にある。松田優作と食べたにぎり寿司、佐野洋子が作ってくれた野菜の炒め煮、樹木希林に伝えた玄米の味噌雑炊、深作欣二が大好きだったキムチ鍋…。彼らと囲んだ味や匂いは、やがて私の肉となり血となった。映画「それから」「失楽園」等で知られる脚本家が、俳優や監督たちとの出会いと別れ、そして忘れられない食事を振り返る、美味しくも儚いエッセイ集。

目次

加藤治子さんと「おかちん」
松田優作さんと「にぎり寿司」
深作欣二さんと「キムチ鍋」
北林谷栄さんと「宅配ピザ」
久世光彦さんと「ビーフステーキ」
和田勉さんと「もずく雑炊」
柳井満さんと「ちびまるスープ」
岸田今日子さんと「うな重」
麗しき男たち―もういちど、食べられなかったあなたへ 森雅之さん・工藤栄一さん・原田芳雄さん
藤田敏八さんと「コンニャク」
向田邦子さんと「おうちごはん」
佐野洋子さんと「チャチャッと野菜の炒め煮」
須賀敦子さんと「フ・リ・カ・ケ」
美々しき女たち―もういちど、食べられなかったあなたへ 大原麗子さん・金久美子さん・夏目雅子さん
岡田周三さんと「ヘン屈オヤジの江戸前寿司」
樹木希林さんと「玄米の味噌雑炊とうち糠漬け」
野上龍雄さんと「アルコール飲料」
森田芳光さんと「桃の冷製パスタ」
マイ・ディア・ファミリーと「母の作った朝鮮漬け」

著者等紹介

筒井ともみ[ツツイトモミ]
東京生れ。成城大学卒業。スタジオミュージシャンを経て、脚本家となる。映画「それから」でキネマ旬報脚本賞、「失楽園」で日本アカデミー賞優秀脚本賞、「阿修羅のごとく」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞、テレビドラマ「響子」「小石川の家」で向田邦子賞を受賞。2007(平成19)年から’16年まで、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻・教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rakim

8
著者は私の母校の少し先輩。たぶん森山良子さんと同学年くらいの方です。非常にアットホームな校風もあってこの本に出てくる先人も、お店も、少し下世代であっても我がことのように面白く読みました。(中には私自身もお食事をご一緒したことがある方もありましたし、街や店など知っている場所もお見かけしたことがあるだけの方も多数)。時代もあって東京の山の手と言われていた土地のコンパクトさを思い、食を通じる人への想いって結構鮮明な記憶に残るものだなって再確認しました。 2025/01/09

Nobuko

5
脚本家でもある作者の今は亡きあの人たちとの出会いと食の記憶 それぞれの素の部分も垣間見られて面白かった2024/12/05

あさ

4
少し上の世代ながら、名を知る有名人の一面を知ることができそうなところに惹かれて購入。 呑み食いを共にするという切り取り方で、昭和感のある風物だし、各パート短く、読みやすい。 著者は脚本家とのこと。嫌いなものや嫌なことがはっきりした人の印象。 芸術的な感性の鋭い人の方が共感できるのかもしれないと思った。2025/01/05

カノープス

2
初読み作家。逝きし人の面影と食の思い出に捧げる哀悼歌。死ぬ前にこれだけは残しておきたい、といったところか。向田邦子や松田優作など興味ある人物が取り上げられているのだが、いかんせん繰り返しと「忘れてしまった」「覚えていない」との記述が多いため読み手のテンションは下がる一方である。譲れないものがある人との印象が残りながら、人間的な可愛げのなさも感じてしまい、これはこれで困難が多い人だろうな、と思ってしまった。樹木希林の章における、樹木と久世光彦の秘話はいいエピソード。この類の話をもっと読みたかった。2024/12/08

yoshi

1
懐かしいドラマや映画にまつわる裏話を楽しんだ。さすが脚本家だけあって、文章が上手で引き込まれた。2025/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22280269
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品