出版社内容情報
手付かずの自然よりも手入れをした里山にこそ豊かな生命は宿る。子育てだって同じこと。名講演を精選し、渾身の日本人論を一冊に。
人間が手入れした自然にこそ豊かな生命が宿る。お化粧も子育ても同じで毎日毎日手入れをする。どういうつもりでどこにもっていくのかはわからなくても、そうやってきたのが私たち日本人の生き方の特徴だ――。我が国独自の思想をはじめ、子育てや教育、都市化の未来、死ぬということ、心とからだについてなど、現代日本社会を説いた八つの名講演を収録。 『手入れ文化と日本』改題。
内容説明
人間が手入れした自然にこそ豊かな生命が宿る。お化粧も子育ても同じで毎日毎日手入れをする。どういうつもりでどこにもっていくのかはわからなくても、そうやってきたのが私たち日本人の生き方の特徴だ―。我が国独自の思想をはじめ、子育てや教育、都市化の未来、死ぬということ、心とからだについてなど、現代日本社会を説いた八つの名講演を収録。
目次
子どもと現代社会
子育ての自転車操業
心とからだ
現代の学生を解剖する
脳と表現
手入れ文化と日本
現代と共同体―田舎と都会
日常生活の中の死の意味
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937(昭和12)年、鎌倉生れ。解剖学者。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。心の問題や社会現象を、脳科学や解剖学などの知識を交えながら解説し、多くの読者を得た。’89(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。新潮新書『バカの壁』は大ヒットし2003年のベストセラー第1位、また新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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