内容説明
私たちの身近にある花の種類は意外に多く、素人が見分けるのはなかなか難しい。本書ではイラスト、写真を贅沢に使い、個々の特徴をわかりやすく解説します。約500種を紹介したこの一冊で、日々の生活に潤いが増すこと間違いなし。
目次
合弁花類(キク科;キキョウ科;ウリ科 ほか)
離弁花類(セリ科;アカバナ科;ミソハギ科 ほか)
単子葉類(ラン科;アヤメ科;ヤマノイモ科 ほか)
著者等紹介
久保田修[クボタオサム]
1948(昭和23)年、大阪府生れ。主に自然科学、幼児教育、国内の自然観察ガイド、海外ガイドブックの企画・編集を手がけ今日に至る。ネイチャーネットワーク代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クプクプ
53
素晴らしい本です。私の評価は120点です。今までにも良い野草の図鑑はありましたが、かさばる本が多く、持ち運びが不便でした。その点、この本は持ち運びは抜群に優れています。ページ数も少なく抑え写真とイラストと解説の文章の1セットが規則的で頭に入りやすいです。ミゾソバの花にアオスジアゲハが、オオケタデの花にナミアゲハが訪れている写真が遊び心を感じて良いです。特にラン科とユリ科の編集は秀逸でした。この本を読み、以前、彼女と会話した彼女の言葉「オシロイバナの種をつぶして中の粉で遊ぶ。あと落下傘」が頭に響きました。2019/10/15
Koning
48
町歩きで見かけるだろう花の図鑑。文庫だけになかなかの感じ。花の図鑑なので、花弁の形であたりをつけてからページをめくるようにできてるぽいところはよございます。で、前書きにもある通り、外来種や園芸種の侵略で植生がじゃんじゃん変化しつつある今日この頃だけに、目立つありふれた物を中心に選んだってのが逆に潔くて良いです。姉妹に樹木の見方やハイキングなんかで見かける何かとか色々出ててこれはうっかり買っちゃいそうになるなーと思いましたよ(汗。でもこれは持ってて損はなさげ。2017/06/24
ふう
37
道端や庭先に咲いている花を見ると心が和みます。それぞれの花にそれぞれの美しさ、かわいらしさ。名前がわかるともっと楽しいだろうと、折につけこの本を開いていますが、新しい名前はなかなか覚えられません^^;。 好きな花の1つ、ガウラは載っていませんでした。 もうすぐ秋の花が咲き始めます。読メでもいろいろな花に出会えます。楽しみながら少しずつ覚えていきたいと思います。2013/08/29
ビイーン
31
日々仕事に忙殺されていると、道端や公園で見かける名前もわからない草花に時々癒されることがある。そんな身近にある草花の名前を知れば、生活にも潤いが生まれるかもしれない。少しずつ野花の知識を身につけていきたい。2017/08/14
Pー
24
『ひと目で見分ける・・・』なんて書いてあるけど、この本では無理! 眺めて楽しむ本かな。散歩のお供に持って行って出会った花を前に160ページの本を開いてその花を探すのは無理だな・・・。夜、ベッドでこの本を眺めながら、散歩で出会った花を思い浮かべて楽しむにはいいです。現在ハルジオンとペラペラヨメナの二つを確認。巻末に花の名の索引があるけど、「名」が解らないからこの本見てるんだけどな~2015/05/19