新潮文庫
家族の勝手でしょ!―写真274枚で見る食卓の喜劇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101305622
  • NDC分類 365.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

お菓子の朝食、味噌汁回し飲み、具のない素ラーメンに素やきそば。「食卓ナマ写真」が現代家族の姿をリアルに映し出す驚愕の問題作。

お菓子だけの朝食、味噌汁回し飲み、具のない素ラーメン・素パスタ・素やきそば。野菜は週に1回、鍋やフライパンの食器化は当たり前、家族が勝手に出入りしてつまんで行く食卓の「餌場」化……。「信じられない!」と叫ぶか、「他人事じゃない」とため息をつくか、「食卓ナマ写真」がリアルに映し出す現代家庭の姿。10年以上の調査から「家族像」の崩壊を伝える前代未聞の衝撃レポート。

内容説明

お菓子だけの朝食、味噌汁回し飲み、具のない素ラーメン・素パスタ・素やきそば。野菜は週に1回、鍋やフライパンの食器化は当たり前、家族が勝手に出入りしてつまんで行く食卓の「餌場」化…。「信じられない!」と叫ぶか、「他人事じゃない」とため息をつくか、「食卓ナマ写真」がリアルに映し出す現代家庭の姿。10年以上の調査から「家族像」の崩壊を伝える前代未聞の衝撃レポート。

目次

序章 お父さんが知らない家庭の食卓
1章 健康志向とその正体
2章 昔の常識、今の非常識
3章 「誰か」と「明日」に期待する子育て
4章 「子供中心」というネグレクト
5章 「私」を大切にする主婦たち
6章 家族一緒はフレックスで

著者等紹介

岩村暢子[イワムラノブコ]
1953(昭和28)年、北海道生れ。法政大学卒業。広告会社アサツーディ・ケイ200Xファミリーデザイン室長。食卓を通して現代の家族や社会を見つめる研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユズル

23
この方の前の本『普通の家族がいちばん怖い』も読みました。文庫化第二段。様々な家族の食事写真なんですが、かなり衝撃的ですよ! コンビニ食品、レトルト食品ばかりが食卓に常にあがる家。具なしのラーメン、焼きそば、パスタの一品しか並ばない家。勝手気ままに食べる家…(うちって絶対マシ!)と感じずにはいられませんでした。読メのつぶやきに美味しそうなお料理を載せてくれる皆さんに、ぜひ読んでもらいたい!! 度肝ぬかれます(((^^;)2015/03/27

ロア

18
確かに、よそんちの普段の食卓を見る機会ってほぼないもんね。閉ざされた各家庭の食卓の秘密…これはもうホラーと呼んでよいでしょう。恐怖を味わいたい方は是非!驚愕と戦慄の連続ですよ♡(∩^ω^∩)ほんの数年前の調査なのに、何故か昭和な雰囲気漂う写真も恐怖を増幅させる装置のひとつ。いい味出してます。2017/08/14

しましまこ

11
読んでてムカつくやら怖くなるやら… 読みきるのに3ヵ月かかってしまった… 辛かった!2015/07/20

オレンジ。

9
恐ろしい食生活。冗談かと思いました。「食は命なり」といいますが、食べるものによって病の防止から、性格まで変わります。こんな食生活を続ける人が増えたら日本は崩壊してしまいます。そら恐ろしくなりました。2015/04/13

NOVE

6
冒頭に「恣意的まとめではない」とあるが、とても信じられない。マジでこんな食卓あるのかと衝撃の連続。「たこ焼きは栄養バランスがいい」「子供の昼食はうまい棒」「おばあちゃんは朝、勝手にカップ麺を食べる」などなど頭痛のするコメント満載。個人的には家族5人で干物1枚をつつく夕食にカルチャーショック。日本の食は多様化の名を借り、実は貧困化しているのだろうか。03〜08年と少し古いデータなので、今はどのように変化しているのか気になるところ。2019/02/06

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