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新潮文庫
オンリーワン―ずっと宇宙に行きたかった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101302218
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

内容説明

宇宙に行くんだ!―初のスペースシャトル打上げ映像の衝撃で、将来の目標は決まった。元来機械好きの少年はエンジン研究の道に進み、社会人となって5年、ついに宇宙飛行士選抜試験に合格。2005年の初飛行で15日間宇宙滞在、困難な船外活動も完遂する。「夢を実現するチャンスは誰にもある。その日のために、自分にしかできない役割を見つけよう」。勇気が湧いてくる傑作宇宙体験記。

目次

第1章 宇宙をめぐる冒険
第2章 宇宙からの合格通知
第3章 長距離ランナーの孤独
第4章 遠ざかる宇宙
第5章 復活の季節
第6章 二〇〇五年、宇宙の旅
第7章 未知との遭遇
第8章 地球への帰還
第9章 「野口聡一」が宇宙へ行った意味
第10章 宇宙へ、ふたたび―文庫版あとがきにかえて

著者等紹介

野口聡一[ノグチソウイチ]
1965(昭和40)年、神奈川県横浜市生れ。1991(平成3)年、東京大学大学院修士課程修了。同年、石川島播磨重工業(株)に入社。’96年5月、NASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選抜され、同年6月NASDA入社。’98年4月、NASAよりミッション・スペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として認定。2001年4月、ISS(国際宇宙ステーション)組み立てミッション(STS‐114)であるスペースシャトルの搭乗員に任命され、’05年7月26日から15日間のミッションを果たし、無事帰還(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だーぼう

31
22億円なくても、ワンコインで宇宙へ行ける。自分の価値観が少しだけ変わった。毎日が楽しくなった。ブログに感想を書きました。2017/04/10

piro

30
再読。先日クルードラゴンで3度目の宇宙滞在から帰還した野口さんが、スペースシャトル・ディスカバリーで初めて宇宙へ行くまでの紆余曲折の日々を語った一冊。ご自身を「普通の人」と述べられていますが、様々な困難の中、自分の夢の実現の為にこれだけ努力を継続できるのは並大抵の事ではないと思います。「人のやらないことこそ、自分のものにしておくべき」オンリーワンになる為の秘訣として改めて心に刻んでおきます。スペースシャトル、ソユーズ、そしてクルードラゴンと多くの宇宙船を経験した野口さん、今後の更なるご活躍を期待してます。2021/06/27

Willie the Wildcat

22
宇宙から眺める地球。「言葉で表現できない・・・」壮大ですね。ご本人は控えめに「普通の人」と自己評価されていますが、その”普通”のことができるかどうかが大事なんだと再認識。努力、辛抱、そして、情熱。誰もが夢を実現できるんだよ!っていうメッセージが伝わる。娘さんの学校での発言も印象に残ります。家族の理解・支援はパワーの源ですね!2012/05/06

ヨータン

18
宇宙にはあまり興味はなかったのですが、野口さんの素晴らしいお人柄に触れることができ、この本を読んで本当によかったです。どんな困難な状況でもあきらめずにやれることは全てやるというスタンスを貫き通してきたことが、宇宙飛行士として、宇宙にいくという夢を実現したのだと思っています。2015/04/19

akio

10
「宇宙飛行士選抜試験」からこの手の本に目がないのですが、期待を裏切らない素晴らしさです。事故の衝撃やその後のプレッシャー、長い準備期間からは、夢だけでないシビアな面も垣間見えます。それらを経たうえで宇宙から地球を見た瞬間の描写、これには震えました。読んだだけでこの感動です。経験した人にしか分からないというその感覚、感激はどれだけなのでしょうか。2015/06/18

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