新潮文庫<br> 生きてゆく力

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新潮文庫
生きてゆく力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101293202
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

どんな出会いも糧にして生き抜いてきた――。創作の原動力となった思い出の数々を、万感の想いを込めて綴った自伝的エッセイ集。

貧しい家の少女たちを妓楼に斡旋することを生業としていた父への怨みと憤り。姉妹のように育った「仕込みっ子」たちの、芸妓、娼妓となってからの哀しい末路。幼子を抱え結核を患いながらも、農家の嫁として家事をこなした日々。満州で夜空の満月を仰いでは想いを馳せた、故郷の豊かな川。創作の原動力となった心に突き刺さる思い出を、万感の想いを込めて綴った自伝的エッセイ集。

内容説明

貧しい家の少女たちを妓楼に斡旋することを生業としていた父への怨みと憤り。姉妹のように育った「仕込みっ子」たちの、芸妓、娼妓となってからの哀しい末路。幼子を抱え結核を患いながらも、農家の嫁として家事をこなした日々。満州で夜空の満月を仰いでは想いを馳せた、故郷の豊かな川。創作の原動力となった心に突き刺さる思い出を、万感の想いを込めて綴った自伝的エッセイ。

目次

第1部 心に突き刺さる思い出(耐え忍んだ貧しさ;運命を受け入れて;昭和への愛着;いまわのきわに食べたいものは)
第2部 感動を拾い集めて(立春大吉;咲いてうれしく、散ってさびしい桜;着物あれこれ;六月の雨;父と娘の一九四五年 ほか)

著者等紹介

宮尾登美子[ミヤオトミコ]
1926(大正15)年、高知市生れ。17歳で結婚、夫と共に満州へ渡り、敗戦。九死に一生の辛苦を経て’46(昭和21)年帰郷。県社会福祉協議会に勤めながら執筆した’62年の「連」で女流新人賞。上京後、九年余を費し’72年に上梓した「櫂」が太宰治賞、’78年の『一絃の琴』により直木賞受賞。2009(平成21)年文化功労者となる。他の作品に『序の舞』(吉川英治文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ann

48
祖母の昔話を聞いてるような、楽しい時間だった。近々「陽暉楼」を読むつもり。2回目の宮尾登美子ブーム。2018/09/13

みんにゃりん

14
「櫂」「春燈」「朱夏」「仁淀川」の四部作に連なるエッセイ集。いわゆる<綾子もの>の続きを高地で書いていたという宮尾登美子さんが亡くなったのは去年の12月30日。続き、どこまで出来てたんだろうな?書かないと死ねないとこの本の中で書いてたけど、気になります。文芸書版とでは四割も内容が挿し変わってしまっているそうなので、改めて文芸書版も読みたいです。2015/05/27

ポメ子

4
宮尾登美子さんのエッセイ。 前半は、昭和初期の様子がよくわかり、後半は、平家物語の執筆の裏側などを知る事ができた。2021/10/31

niki

3
筆者の人生そのまま小説。実際小説になっているけれど。 匪賊に襲われたらカミソリで子どもを殺し、その後自分の喉元をかき切ろうという覚悟は戦後直後の中国では当然だったらしく、ただただ当時の筆者にひれ伏すしかない。町で育ち農家へ嫁ぎ、風習慣習文化何もかもまるで違うのに、反発せずになじんでゆく筆者。十分に生きたので早く彼岸へ旅立ちたいと日記に綴った筆者の父親。浅い浅い全然浅いよ私の人生。もっと生きなければならぬと思わされたエッセイ。この世代の人たちに敵うわけがない。2024/09/29

こけこ

3
宮尾さんの本を初めて読んだ。波乱万丈の人生。まさに、人に歴史あり。簡単にへこたれちゃいけないなと元気をもらいました。これから、宮尾作品を読んでいこうと思う。2024/06/26

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