新潮文庫<br> 太陽と乙女

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新潮文庫
太陽と乙女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 561p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101290553
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

少年の頃から物語を描いていた。我が青春の四畳半時代。影響を受けた小説、映画、アニメーション。スランプとの付き合い方と自作への想い。京都・東京・奈良をぶらり散策し、雪の鉄道旅を敢行。時には茄子と化したり、酔漢酔女に戸惑ったり。デビュー時の秘蔵日記も公開。仰ぎ見る太陽の塔から愛おしき乙女まで、登美彦氏がこれまで綴ってきた文章をまるごと収録した、決定版エッセイ大全集。

目次

第1章 登美彦氏、読書する
第2章 登美彦氏、お気に入りを語る
第3章 登美彦氏、自著とその周辺
第4章 登美彦氏、ぶらぶらする
第5章 登美彦氏の日常
第6章 「森見登美彦日記」を読む
第7章 空転小説家

著者等紹介

森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。’07年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。’10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

142
冒頭に森見さんはこの本を寝る前に読むのに最適な本と表現している。まさにそのとおりだと感じる本であった!森見さんの日常や過去のお話。そして森見さんが書評した作品についてのお話がまとめられている。とくに面白いと感じたのが富士山のお話である!富士山に登ることになった森見さん。めっちゃ辛くたいへんだが下山までしっかりした。しかしその様子を面白おかしく書かない。なぜなら面白おかしく書いたら生半可な準備で登るやつが出てくるからだと書いてある。流石森見さんだなって思った!寝る前に読みたい本がない人はぜひ読んでほしい!2022/06/28

夜長月🌙

83
モリミーの作品は5冊目。エッセイは初めてです。実は森見さんが結婚していることにびっくりしました。勝手な思い込みで四畳半の独身男性と思ってました。考えてみればこんな大作家さんが四畳半のはずも無いのですが……。そして奥さんについての語りが愛にあふれています。誕生日のプレゼントの話や「どうしてモミマンでないのか?」やかぐや姫の嘘にほっこりしました。2020/07/11

レモン

43
確かに著者も終盤で書いていたように、一気に読むと胸焼けがしそうだった。日常関連の章が面白く、中でも茄子になった話が格別だった。茄子としての役割を演じることで人見知りの殻を破る森見氏が凛々しくて馬鹿馬鹿しい。たまにさくらももこさんを彷彿とさせるのは、ものぐさな所が似通っているからなのか。京都が好きだから書いているのではなく、モリミーが書いているのは偽京都らしい。よくわからない。『シャーロック・ホームズの凱旋』というタイトルは物凄く好みなのだが、まだ出版されないのかな?2022/12/26

N島

38
森見登美彦先生のエッセイ集。デビュー当時から現在までに書き綴られた数多のエッセイを一冊に凝縮。のんきでゆったりとした森見ワールドの影で繰り広げられた、作者の七転八倒ぶりを覗き見出来ます。事前に既刊作品を抑えておくと一層に深みをもって本書を読むことが出来ると思いますが、一方であまり深読みするところは作者の望むところではないと思うので、一定の距離間をもって接するのが良いと思ったりもします。今後も、作者の綴る美しくも素晴らしい世界を共有したいと望むのであれば…。2022/12/17

みねね

34
だいたい1ヶ月かけてちょこちょこ読んでいた。『美女と竹林』では、その破綻具合(それがまた面白味でもあるのだが)から産みの苦しみを感じられたが、本作では随所にそれが登美彦氏自身の言葉となって表現されている。言うなればこれは登美彦氏による森見登美彦評である。これまでより明らかに、スランプであることやそれに対する氏の気持ちが表明されており、(勝手に)寛解を感じて少し安心した。『降りてくる』のを待つスタンスの仕事は精神的苛烈を極めるだろうな…と氏の才能と苦悩を改めて感じる。狸の続編は寝っ転がって待つことにした。2023/04/28

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