出版社内容情報
戦争方針すら集約できなかった陸海軍、軍と一体化して混乱を招いた経済界。開戦から半年間の知られざる転換点を徹底検証。
1941年12月8日。真珠湾を急襲し、ついに対米戦争に突入した日本。ミッドウェー海戦、ガダルカナル島の戦いを境に戦況が悪化するなか、なぜ戦線は拡大する一方だったのか。戦争方針すら集約できなかった陸海軍の対立、軍と一体化して戦争方針に混乱をもたらした経済界の利権構造・・・・・・開戦から半年間の日本の歩み、知られざる歴史の転換点を徹底検証。副題「戦中編」改題。
内容説明
1941年12月8日。真珠湾を急襲し、ついに対米戦争に突入した日本。ミッドウェー海戦、ガダルカナル島の戦いを境に戦況が悪化するなか、なぜ戦線は拡大する一方だったのか。戦争方針すら集約できなかった陸海軍の深刻な対立、軍と一体化して戦争方針に混乱をもたらした経済界の利権構造…開戦から半年間の日本の歩み、知られざる歴史の転換点を徹底検証。
目次
果てしなき戦線拡大の悲劇(南方の資源;大本営政府連絡会議の招集;対立する陸海軍の主張;決断力を欠いた戦争方針の策定;ボールは再び連絡会議へ;絡み合う経済界の利権構造;混乱する戦時体制;ミッドウェー海戦の山本五十六の真意;戦場に残された兵士たちの証言)
解説 なぜ、戦争を終わらせることができなかったのか―戦争指導・利権・セクショナリズム(泥縄式の戦争指導とふたつの軍隊;“大綱”という名の無方針とリーダーシップの不在;南方占領地域と大東亜共栄圏の実態;“名将”山本五十六の虚実)
なぜ、戦線は拡大したのか
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