出版社内容情報
安倍政権のもとでの憲法改正論の中心をなす自衛隊加憲論。自衛隊加憲論の展開と構造を分析し、憲法学的考察を加えた最新の研究書。
目次
序章 自衛隊加憲論と自衛力論(自衛隊加憲論;自衛力論)
第1章 自衛隊加憲論の展開と自衛隊の任務・活動(自衛隊加憲論の提起;自衛隊加憲論具体化の動き;自民党自衛隊加憲案の成立)
第2章 自衛隊加憲論の展開と自衛隊の指揮監督(自衛隊の指揮監督規定=自衛隊法7条の形成と解釈;自衛隊加憲論における指揮監督規定)
第3章 自衛隊加憲論の構造―政府解釈を基礎に(自衛力論に含まれる問題;自衛隊加憲の効果;政府解釈変更の論理的可能性と実際;現在における自衛隊加憲論)
終章 結論(本論の要約;自衛隊加憲論の可能性)
著者等紹介
浦田一郎[ウラタイチロウ]
一橋大学名誉教授。専攻、憲法学。1946年大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業、一橋大学大学院法学研究科博士課程中途退学。山形大学教養部助教授、一橋大学大学院法学研究科教授、明治大学法科大学院・法学部教授を経て、2017年定年退職。現在は一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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