内容説明
日本を革命へと導いたのは、この男だった。幕府による長州征伐に、薩摩藩兵を率いて出陣した西郷。事態を打開する力を無くした幕府の姿を目の当たりにして、倒幕の思いを秘める。そして、佐幕派、攘夷派が一触即発の状態にある上方で、土佐脱藩坂本龍馬の仲介により、ついに宿敵長州と盟約を結んだ。大政奉還、倒幕挙兵、江戸開城と、一気に時代は動き、西郷は維新を成し遂げる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
51
上中下3巻の中。 京都での、倒幕の企て、長州征伐、薩長連合、大政奉還。 当然坂本龍馬が活躍する。彼が登場すると途端に華やか2023/08/07
ゆずこまめ
1
誠実なイメージの割に意外と狡猾な西郷さん。いばらず富を求めず、いい人なとこと油断できないとこがものすごい濃さで同居しています。実際に会わないと理解できない人なのかもしれない…2012/08/24
半べえ (やればできる子)
0
★★2010/10/26
kuppy
0
中巻は、あまり西郷さん表にでてきませんでした。下巻に期待。2016/03/10
もかすけ
0
薩長同盟から大政奉還。日本史の中でも最も濃い部分かな。様々なベクトルが複雑に交差し、交錯し、交接し、わけわからん。2020/06/10