新潮文庫<br> 新陰流小笠原長治

新潮文庫
新陰流小笠原長治

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101280035
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

天正18年、秀吉の天下制覇の野望の前に、北条氏の居城・小田原城は落城寸前であった。しかしその時、辛くも城を抜け、三河の新陰流奥山道場に身を隠した兵法者がいた―。武田家ゆかりの名族・遠州高天神城城主小笠原長忠の末弟、長治である。権謀術数を嫌い、弱肉強食の乱世を厭い、ひたすら剣の修行を続け、ついには道をきわめんと琉球、明に渡り、武芸者と対決した男のロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kenji Suzuya

0
のちに『柳生兵庫助』につながる新陰流の剣術描写が見られるが、まだまだ成熟していない。「八寸の延矩」をヌンチャクと理解しているのは、とてもじゃないが同意できないし、その使用の描写もリアリティに欠ける。2014/11/14

Kazuo Kusunoki

0
最初に徳川側だったころの高天神城の城主の弟。武田に落とされ北条方につき興国寺城へ。その後山中城、小田原城を経て三河に逃げ延びる。紀州、沖縄へ。そして明へ。最後は江戸で剣の学校。波乱万丈な人生。運と腕で生き延びた。山中城攻防がおもしろいが、もっと詳細知りたい。◯2013/05/25

shirow32g

0
彼の周りには常に女がついているけれど、死別されたりふいといなくなってしまったり、不運な身の上である。人のはかなさ、死の恐ろしさを知りながらも、武芸一筋を貫く姿勢はすばらしいなと思った。2007/06/18

SHU

0
なかなか面白いです!

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/563951
  • ご注意事項

最近チェックした商品