内容説明
ファッション、サッカー、高級車、オペラ…いえいえ、イタリアの真の魅力は、日常生活にあるのです。便利なBARの利用法。故郷クレモナは巨乳の町!?マザコンこそが親孝行。大晦日、赤いパンツをはく理由。イタリア人が赤面する日本人の名前は?故国と日本の両方を愛する著者ならではの視点でつづられる、おいしくて深いイタリアほんとの話。
目次
第1章 とっておきのイタリア料理(ワインはお洒落じゃない?;ピッツァは本物をどうぞ ほか)
第2章 懐かしのクレモナの暮らし(巨乳伝説の街・クレモナ;マンマたちのアイロン ほか)
第3章 国にまつわるナイショ話(ポレンタ食らいVS.土まみれ;誇り高き南チロル人 ほか)
第4章 渋谷に住んで思うイタリア(郵便局で学ぶスラング講座;土曜日の夜の大惨事 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
33
イタリアに行きたくなりますね。表紙もお気に入りです。食べたくなる料理ばかりです。著者のマンマ大好きも共感できます。2015/11/13
佐島楓
17
この後に書かれた「いつも心にイタリアを」が面白かったので購入。文体はこちらのほうがわりとまじめ。だからちょっぴり物足りなかったけれど、知らなかったイタリア料理や習慣をたくさん教えてもらったのは嬉しかった。母国に深い愛情を持てるっていいですよね。序文はよしもとばななさん。2011/07/13
tori
9
イタリア人作者によるイタリアと日本のエッセイ。少しずつ楽しみました。日本以外のグローバルな感覚を覗き見ると、日常は当たり前じゃないと思える感覚や、凝り固まっている考えが広がりました。後の作品である「いつも心にイタリアを」の方が好きですが、相変わらず日本語が上手で感動しました。2020/05/04
Prussian_Blue
6
Ti Amo、は本場イタリアでは滅多に口にしないと。なるほど。2018/01/29
ねええちゃんvol.2
5
★★★ 食べ物、イタリア語、イタリア生活の雑学。ヌテッラ(ヘーゼルナッツ入りチョコレートクリーム)食べてみたい。カプチーノ&ピザの組み合わせはイタリアでは驚かれる。13よりも17のほうが嫌がられる。2012/09/24