新潮文庫<br> 日本の聖域(サンクチュアリ)アンタッチャブル

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新潮文庫
日本の聖域(サンクチュアリ)アンタッチャブル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101272429
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「知らなかった」ではすまされない、この国に巣食う闇。既存メディアが触れられないタブーに挑む会員制情報誌の名物連載第二弾。

弱者のために、病める人のために、子どもたちのために、正義のために――。この国には、メディアが口をつぐみ、触れることが許されない黒々とした聖域が至る所に存在している。美名を隠れ蓑にして肥え太る者たちの正体とは? 25の組織や制度のタブーに挑む。新聞やテレビのニュースだけでは飽き足らない読者に贈る、会員制情報誌の名物連載第二弾。『日本の聖域 偽装の国』改題。

内容説明

弱者のために、病める人のために、子どもたちのために、正義のために―。この国には、メディアが口をつぐみ、触れることが許されない黒々とした聖域が至る所に存在する。美名を隠れ蓑にして肥え太る者たちの正体とは?25の組織や制度のタブーに挑む。新聞テレビのニュースだけでは飽き足らない読者に贈る、会員制情報誌の名物連載第二弾。

目次

第1部 誰がための国益か(厚労省「薬系技官」―薬害はまた起こる;児童相談所―虐待死防げぬ「社会の暗部」;「法螺吹き」気象庁―誰も責任取らない「技官の園」 ほか)
第2部 不実と惰性の連鎖(偽装農家―日本の農業を蝕む元凶;公安調査庁―存在意義のない「無能官庁」;箱根駅伝―歪んでしまった「国民的行事」 ほか)
第3部 私欲のみがまかり通る(福島を食い物にする「被曝医療」―御用学者のやりたい放題;記者クラブ制度―これでは真実は伝わらない;利権と化した「除染事業」―まんまと焼け太る「原子力村」 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

29
あらためて我が国官僚組織の利権や金に関する汚さに、いやな気分になりました。 2024/04/18

山目

10
やはり独占が原因ですか?競争という試練にあわない組織は、腐敗していく。組織は組織の継続が目的となり、構成員へ資金提供が業務となる。批判すべきマスコミすら共犯者となり果てる。こんなことがまかり通るほど日本は平和で豊かなのであろう。2016/12/04

Salt-f.J

8
月刊総合雑誌 選択 。そのなかのタイトル、日本のサンクチュアリ をまとめた本書。既得権益、、、薄々感じていたことだが、実名と裏付けられた数字でその実態が明かされる。読書家さんの言葉で こう言う本こそもっと読まれるべき とあったが、全く同感だ。田原 総一郎氏の解説も良い。2014/09/05

qsan

7
利権に群がる原子力村や地震村の面々。3・11以降の状況を利用して焼け太りを画策している構図がよく分かります。それにしても、こういう話が世の中に出ないのは、権力に迎合し談合で責任を回避している大手マスコミの罪の大きさは計り知れないと思います。2014/08/26

MIC

7
ほとんど報道されないタブーを集めた本。気象庁や箱根駅伝等無理やり感のあるものもありましたが、原発関連や米軍関連などほんとに何とかしてほしいものもかなりありました。やはり報道されないということが一番問題なんでしょうね。2014/08/04

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