新潮文庫<br> あのころなにしてた?

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新潮文庫
あのころなにしてた?

  • 綿矢 りさ【著】
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  • 新潮社(2024/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101266541
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

すべての予定が消えた今、今日は何をしよう――。深刻さと楽観視がくるくる入れ替わったあのころ。おうち時間に作った「?むとゴリゴリ鳴るほど固いパン」を家族で食べ、リモートでラジオに生出演し、カフェで談笑する女子高生を見かけ彼女たちが「好きな人のマスク姿」にときめく様を想像する。2020年、めまぐるしい日々のなか綴られた著者初の日記エッセイ!直筆カラー挿絵など計34点を収録。

内容説明

すべての予定が消えた今、今日は何をしようか―。深刻さと楽観視がくるくる入れ替わった「あのころ」。おうち時間に作った「噛むとゴリゴリ鳴るほど固いパン」を家族で味わい、リモートでラジオに生出演し、カフェで談笑する女子高生たちが「好きな人のマスク姿」にときめく様を想像する。2020年、めまぐるしい日々のなか綴られた著者初の日記エッセイ!直筆カラー挿絵など計34点を収録。

目次

1月~3月 すぐには家を見せられない
4月~6月 外に出る勇気
7月~9月 値引きがちょっと切ない
10月~12月 風に揺れるウレタンマスク

著者等紹介

綿矢りさ[ワタヤリサ]
1984(昭和59)年京都府生れ。2001(平成13)年『インストール』で文藝賞受賞。早稲田大学在学中の’04年『蹴りたい背中』で芥川賞受賞。’12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、’20(令和2)年『生のみ生のままで』島清恋愛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikutan

70
2020年コロナ禍の一年間の日記エッセイ。世界中がコロナウイルスに翻弄され、緊急事態宣言や自粛の呼び掛けで生活様式一変してしまった日々。そんな中、子供を育てている一女性の視点で、気づいたことや考えたこと。もう、忘れかけてる当時のことを思い出しました。閉塞感の中でも、マスク男子へのときめきに想いを馳せたり、リモートでラジオ番組に生出演したり。そして味のあるイラストや写真にほっと心が和みます。今後の小説への影響は外せないというのは、作家ならではの視点ですね。綿矢さん、初エッセイとはちょっとびっくりでした。 2024/09/14

クプクプ

64
読書メーターでは、何の本かわかりづらいですが、この本は新潮文庫のエッセイです。内容は2020年の日記で、綿矢りささんの旦那さんと息子さんとコロナ禍は、どう過ごしたかです。やや固有名詞が足りない感じはしましたが、綿矢りささんの柔軟さと鋭さは、よく伝わってきました。綿矢りささんは、コロナ禍までは、作家として自分の中に、どんな物語が眠っているかを探していましたが、それ以降は、読者が読んで共感する物語を考えるように変化したそうです。「あのころなにしてた?」というタイトルに、コロナの文字が含まれています。2025/08/03

piro

34
コロナ禍に見舞われた2020年に記された綿谷さんの日記的エッセイ。作品のイメージが強いので、エッセイは至って普通な印象で意外な感、と言ったら失礼だろうか。それだけに身近で親しみやすい内容でした。今や過去の記憶となった2020年。「あー、こんなだったなー」と思い出したあの頃の日常の感覚。でもあの頃何をしていたのかと言われると、すっぽりと記憶が抜け落ちている様な感覚も…。色々なものが失われた「あの頃」。そんな時があったと言うことは、決して忘れないでしょう。2025/05/21

やまねっと

23
単行本で持っていたが、ファンなので文庫も買ってしまった。コロナ禍の生活を描いたエッセイ。この本を手に取った時なんであの頃ブログでもnoteにでも当時のことを記録しておかなかったのだと、後悔した。しかし、その後悔も綿矢りさの様にあまりある表現力で書き綴ることは出来なかっただろう。が、あの時緊急事態宣言の中、VHSからDVDへ撮り直すという作業をひたすらやっていた記憶しかない。毎朝淀川の河川敷へマスクを外して気分転換していた。それぞれの人にあのコロナはあり、それぞれ生活していたのだ。綿矢りさもそうだったのだ。2024/11/11

桜もち 太郎

23
2020年、時はコロナ禍である。人類が経験したことのない1年をエッセイ日記にしたもの。冒頭の1月は越後湯沢へ家族でスキー旅行をする行から始まるが、それ以降はひたひたと迫りくるコロナ一色だ。悲嘆に暮れたり怒りを持ったりすることはなく、とても優しい文章で綴られている。「つくろはないで くつろいで」とあとがきにあるが、そのものだ。2020年を後世の人たちが見たら、どう感じるのだろうか、興味がある。我々はおかしな行動をしていなかったのか。作者の心情もP142に事細かく書かれている。→ 2024/09/05

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